- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 安藤結衣 田中美都
オープニング映像。
ホンダと日産自動車はきょうそれぞれ取締役会を開き、経営統合に向けて本格的な協議に入ることを決めた。ホンダ・三部敏宏社長、日産自動車・内田誠社長、三菱自動車・加藤隆雄社長による会見。日産自動車とホンダは経営統合に向けた協議を正式に開始することについて合意に達し、両社取締役会の決議を経て基本合意書を締結。三菱自動車については経営統合の協議に加わるかの検討を開始し、2025年1月末をメドに判断するという基本合意書を3社で締結。基本合意書は機密情報のやり取りも発生することを踏まえ、まずは検討を開始すること、およびその枠組みについて決めたものであり、経営統合そのものを決定したものではない。日産とホンダも三菱自動車が判断する来年1月末をメドに経営統合の可能性について方向性を出すことを目指し、議論を深めていく。ホンダ・三部敏宏社長が基本合意に関する内容と今後のスケジュールを中心に説明。検討を正式に開始するという事について基本合意に至った段階で、具体的な内容については今後詳細を検討していくことになる。経営統合による期待されるシナジー効果については、車両プラットフォーム共通化によるスケールメリット獲得、研究開発機能の統合による開発能力向上とコストシナジーの実現、生産体制・拠点の効率化、購買機能の統合によるサプライチェーン全体での競争力強化、業務効率化によるコストシナジーの実現、販売・金融機能の統合に伴うスケールメリットの獲得、知能化・電動化に向けた人材基盤の確立などが期待される。これらを通じて人材基盤の確立と高度化も合わせて狙っていくとともに、経営統合後速やかにシナジー効果を生み出していくことで全体で売上高30兆円以上、営業利益3兆円を超える世界トップクラスのリーディングカンパニーとなることが可能になる。
ホンダと日産自動車の経営統合についてねらいとしては、車両プラットフォームの共通化、SDVなどソフトウェア分野での協力・強化、生産拠点や部品調達の合理化、事業規模を大きくして新たな金融サービスを行うなどが挙げれた。来年の1月末に三菱自動車も含めて方向性を出すとし、来年の6月には最終的に統合の契約を結ぶ予定となっている。形としては持株会社を作りその下にホンダと日産自動車がぶら下がることになり、持株会社のトップはホンダ主導で進めていくことも明らかになっている。自動車業界の変革についてはCASEという「つながる・自動化・シェアリングサービス・電動化」の頭文字をとったキーワードがあり、豊永博隆は全く今までと違う概念が出てくるのである程度スケールがないといけない、個別の会社が特徴ある車を出せば売れる時代ではなくソフトでくくっていく時代と解説した。また世界と戦うにはシナジー効果だしてどんどん進んでいかないと既に先を行っているテスラやBYDなどのライバルは待ってくれないと話した。
公立学校の教員の給与は法律によって残業代を支払わない代わりに一律で月給の4%を上乗せすることになっている。来年度の予算編成で焦点となっている教員給与の上乗せ分の扱いを巡って文部科学省と財務省の間で意見の隔たりがある。引き上げ幅や働き方改革の成果を条件とするかなどが焦点となっていて、あすの閣僚折衝を経て最終的な対応を決める方針。文部科学省は処遇改善は喫緊の課題として一度に13%まで引き上げたいとする一方、財務省は働き方改革が必須として段階的に10%を目指すとしている。現場でも試行錯誤が続いている。東京・墨田区の中学校では生徒の欠席連絡を24時間、自動で受け付けるシステムを導入。テストの採点にはデジタルシステムを導入し、採点の手間を大きく減らした。教員に重い負担となっていた部活動の指導の一部は地域のスポーツクラブの指導員に担当してもらっている。削ることができない業務は生徒への対応。関係者によると2つの省は時間外勤務の削減などの条件を付けずに、現在の4%から6年後の2030年度までに段階的に10%に引き上げる案で検討を進めている。あすにも開かれる閣僚折衝を経て最終的な対応を決める方針で、引き上げが実現すれば半世紀ぶりとなる。専門家は文部科学省と財務省の間で教員の負担軽減が必要という考えは一致しているとしたうえで現状を変えるため、早急な対策が必要と指摘。
コメの価格の大幅な値上がりを受けて外食チェーンの間でメニューの値上げの動きが相次いでいる。すしチェーンのはま寿司はあすから全店で全体のおよそ5割のメニューで値上げすると発表。レストランチェーンのデニーズもあすから全店でライスを40円値上げするほか、朝食やランチの時間帯のライスの増量をこれまでの無料から50円に有料化。農林水産省が発表した先月のコメの相対取引価格はすべての銘柄の平均で、去年の同じ月より57%上昇し、新米の流通が本格化したことし9月から3か月連続で最高値を更新している。コメの価格の大幅な値上がりを受けて外食チェーンの間でメニューの値上げの動きがさらに広がるかどうかが注目される。
大みそかに放送されるNHK紅白歌合戦で出場歌手が歌う曲目が発表された。Creepy Nuts「Bling−Bang−Bang−Born」、こっちのけんと「はいよろこんで」、tuki.「晩餐歌」、高橋真梨子「for you…」、坂本冬美「能登はいらんかいね」、石川さゆり「能登半島」、THE ALFEE「星空のディスタンス」、GLAY「誘惑」、米津玄師「さよーならまたいつか!」。イルカは32年ぶりの出場。10月に亡くなった西田敏行さんをしのび、ゆかりの深い人たちが西田のヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」を歌う。
今日この後から明日の全国の天気を伝えた。
大谷翔平選手の出身地・岩手県奥州市を取材。街の人は、孫たちが姉体小学校出身で応援している、本当に宝などと語った。駒形神社では大谷選手にちなんで二刀流お守りというものがある。現在は品切れ。目標の達成と体の健康の二つの願いごとがかなうように祈願してある。50-50達成あたりから問い合わせなどが増えたという。お守りを作ったわけを宮司・山下明さんは、この地から大谷選手が誕生したと知ってもらえること、大谷選手のようにみんなが目標に向かって歩いてほしいという願いを込めていると話した。
大谷選手の二刀流お守りは国内だけでなく海外からも問い合わせがあるという。大谷選手がエンゼルスからドジャースに移籍したことで街で使われていた色々な色も赤から青へ変わった。
全国各地で思い出の建物が姿を消している。大正初期から100年以上の歴史を誇る旦過市場は北九州の台所と呼ばれ、愛されてきたが、老朽化などの影響でことし10月から古い建物の取り壊しが始まった。78年間続いた福岡中洲大洋映画劇場(博多)はことし3月に閉館した。漫画家・山下和美さんによる建物を守った人の話。本日の募集テーマ「失われてしまった思い出の風景」について視聴者からのメールを紹介。近所のスーパーに隣接した癒やしのカフェが今年消えてしまったとのエピソードを紹介。
全国各地で思い出の建物が姿を消している。明治28年に建てられた築136年の旧尾崎テオドラ邸(東京・世田谷区)は2階建てで高さは11m。ここは憲政の神様といわれた尾崎行雄と妻の尾崎テオドラ英子の住まいだった。その後色々な人が住み続けてきたが2019年に再開発のために取り壊すこととなった。それを知って保存しようと行動を起こしたのが漫画家の山下和美さん。山下和美さんが生まれ育ったのは北海道 小樽で周りには多くの洋館があり幼い頃から大好きだった。取り壊すと聞いて洋館の保存活動を始めたがその難しさに直面した。近隣住民と一緒に現状をSNSで発信するなどして保存活動に賛同する人は4000人を超えた。しかし洋館を所有して維持するには莫大な費用が必要となり、漫画家や行政を巻き込んでクラウドファンディングでも資金を募るとともに自身の漫画でも現状を伝えた。その結果1200人以上が支援してくれ、自身や仲間の漫画家も資金を提供して洋館を購入・修繕を行った。そして今年2月お披露目会が行われた。
多くの漫画家の賛同により保存された旧尾崎テオドラ邸では、漫画家の原画を展示している。またグッズなども販売し、漫画文化の発信や入場料などの収益を建物の維持費に回すなどしている。
全国各地で思い出の建物が姿を消しているが保存された例を紹介。岡山にある築およそ100年の邸宅は新しいスタイルのビジネスと結び付けることで建物を守っていこうという動きがある。2020年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、歴史ある建物を住民や町が維持管理に努めてきた。それでも空き家になると維持が難しくなる。持ち主が引っ越して5月から空き家になっている築約100年の邸宅を維持しようと会社を立ち上げた人がいる。築年数が古い建物は耐震補強などで通常の2~3倍の維持・修繕費がかかるという。そこで建物を利用できる会員権を販売し、買った人たちと一緒に維持していくという方法を考えた。日本だけでなく海外からも申し込みがあり、現在購入を考えている登録者は158人。今後は建物の歴史的な価値は残しながら修繕をして来年には宿泊施設としてオープンする予定。
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- 矢掛町(岡山)重要伝統的建造物群保存地区
岡山・矢掛町の築100年の邸宅は維持のため1口22万5千円から会員券を販売、1度買えば無期限となっており1口購入すると年間1泊無料で、宿泊しない場合は宿泊代分がリターンされる。来年の宿泊施設オープンを目指して会員を募集中。
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視聴者からのメールを紹介。メールを読んでもらったというエピソードを紹介。
本日の募集テーマ「失われてしまった思い出の風景」について視聴者からのメールを紹介。先週金曜日の夜に飼っていた柴犬が亡くなってしまったとのエピソードを紹介。
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今日この後から明日の関東・甲信越の天気を伝えた。