- 出演者
- 八田知大 池田伸子 伊藤海彦 黒田菜月 田中美都
オープニング映像が流れ、池田アナウンサーらが挨拶した。
物価高が続くなかで、年末年始は贅沢をしたいという動きがみられるが、一方で物価高の影響を大きく受けている現場もある。家電量販店の運営会社によると、先月の全国の店舗でのおもちゃの売り上げが去年の同じ月を上回ったほか、高価格帯の商品の売れ行きが好調だとした。アメ横商店街では仕入れ値が上昇している食材も多いなか、正月用の買い物に訪れた人たちは、1年に1回くらいは贅沢をしたい、普段は節約を意識している、などと語った。
今日発表された先月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月より2.7パーセント上昇した。特に米類は63.6パーセント上昇し、上昇幅は1971年以降で最大となった。ひとり親世帯などに食料支援を行っているフードバンクも対応に苦慮している。今年度で寄付された食料品は昨年度の同時期より35パーセント減ったため、毎月の食料支援の量を減らさざるを得ない事態になっているという。物価と個人消費の現状について専門家は、頻繁に購入する生活必需品の価格高騰が続く状況で、消費者の体感物価はまだ上がっているなどと述べた。
今日発表された先月の消費者物価指数が去年の同じ月より2.7パーセント上昇したことについてスタジオトーク。全国フードバンク推進協議会によると、6割以上のフードバンクで食料品の寄付が減少しているという。また、実質消費支出も減っている一方で、物価高に賃金が追いついていない状況が続いている。しかし、岸解説員によると外食や国内旅行は堅調で、お金に余裕がある人とない人、節約志向がありながらもお金をかけたいところにはかける、というふうに2つの消費の二極化が起きていると語った。また、物価高の背景には円安と人手不足があるなどと語った。さらに、民間の信用調査会社によると、3000品目以上の食品値上げが予定されているという。
北陸新幹線の新大阪までの延伸について、与党のプロジェクトチームは小浜・京都ルートの年内の具体的な選定を見送ることになり、目標とする来年度中の着工は困難な見通しとなった。京都府・京都市から地下水への影響などの懸念の声があがっており、地元の合意を最優先で行うことを理由としている。
こども家庭庁はこども若者シェルターについて、親権者の同意がなくても利用できるなどとするガイドライン案を示した。検討会のメンバーからは親権者への連絡を事業者がすることに抵抗があるのではないかなどの意見が出された。こども家庭庁は年度内にガイドラインをまとめることにしている。
全国の気象情報を伝えた。
東京都新宿区で行われているクリスマスマーケットの写真を紹介。
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- 新宿区(東京)
ドジャース・大谷翔平のチームメート・ムーキーベッツが大谷の存在とドジャースの強さを語った。
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- ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平
NHKスペシャルの告知。
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- NHKスペシャル
外国人旅行者の推移を示した。2024年は11月までで3338万人。すでに過去最多を超えている。日本経済の大事な要因だ。工場見学がはやっているとのこと。
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- 国際観光振興機構
札幌市にある菓子メーカーの工場では自動化されたラインで製造されるお菓子は、1日最大で30万個、お土産などで人気の商品の制作工程を見学するため連日、外国人観光客で大にぎわい。年間10万人が訪れるという。チョコレートを扱うのは熟練の技術者。ひび割れ、焼きムラをチェック。東京都青梅市にやって来た外国人観光客のお目当ては「日本酒」。このメーカーでは、日本酒の製造工程を詳しく学ぶツアーを、無料で開催している。創業は1702年、蔵の中には当時の面影が残されており、日本酒独特の伝統的な製法も詳しく説明している。こうした工場見学が人気の背景には「リピーター」の存在がある。ことしの3月に観光庁が、これまでに何度日本を訪れたかをアンケート調査した結果、「1回」が32%で一番多いが、「4回から9回」が26%。「10回以上」が15%と、「4回以上」を足すと41%となる。
日本人の正確性や緻密さに興味を持ってくれているのだろう。酒蔵の外国人見学者は前年の1.5倍となっている。リピーターが増加している。外国人観光客を迎える側の日本企業は外国語の表記を増やすなど、さまざまな呼び込むための工夫が必要になってくる。特に外国人観光客はSNSで発信してくれるため、宣伝にもなる。
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- 観光庁
1916年創業の富山県高岡市にある鋳物メーカーの工場は伝統的な食器などとともに、やわらかく変形する現代的な製品も作っている。見学の最大の特徴は、職人との距離の近さ。金属を鋳造する際の熱や音、漂うにおいなどを感じることができるのが“売り”となっている。さらに実際に触れてもらうことで、職人の技術を知る体験もしてもらう。一方、平安時代から日本刀の生産地として知られている岡山県の瀬戸内の刀工場では、スタッフに外国人を置いてより深く分かりやすく説明している。案内役のトゥミグレンデルマーカンさん自身も日本刀の魅力を伝えるために、ことしSNSでの発信を増やし、PRを強化している。宣伝することで、工房の職人たちの暮らしが安定することを願っているという。
日本刀の担い手がいることが一番大事だ。オーバーツーリズムの問題があり、都市部だけでなく分散していけばいいという。刀の工房では、外国人向けのアクセサリーも作るようになっている。パリの展示会でも日本刀の魅力を伝えているという。
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- パリ(フランス)
今日のミッションは「本場ヨーロッパが大絶賛したオリーブオイルの秘密を探れ」ということで、その秘密は「酸度が低い」ということだった。オリーブオイルの加工工程を紹介。新鮮なオリーブオイルの秘密は手摘み。とにかく手作業で分別する。もう1つのこだわりは、品種の多さ。18品種が全部ブレンドされている。生産者の高齢化もあって、手がかからないオリーブ事業の方に変えていくことになったのは10年前からだという。「音戸ちりめんと水菜のピッツァ」にオリーブオイルをたっぷりかけていただく。オリーブオイルをバニラアイスにかけると美味しいという。
関東甲信越の気象情報を伝えた。