スマホの利用時間を巡り、愛知県豊明市が全国初の条例案を発表した。それが「スマホ等適正使用推進条例案」で、豊明市民を対象に仕事など以外でのスマホなどの使用を1日2時間までと目安を示すもの。睡眠時間確保のため18歳未満は午後10時以降の利用を控えるなどとした目安も示した。小浮正典市長は、あくまで過剰使用を抑えていただきたい、健康に過ごしていただきたいという思いだと話した。豊明市内では不登校の子どもがスマホに依存するケースなどが確認されたことをきっかけに検討を進め、総務省の調査などを参考に適正な利用時間を2時間と判断したという。市長は、住民にとってはわざわざ豊明市だけがそういう条例を作るということは重く受け止められると思う、それだけ重要だと我々が考えているというふうに受け止めてほしいと話した。豊明市は週明けに始まる市議会に条例案を提出し可決されれば10月1日から施行される予定。