- 出演者
- 宮崎慶太 池田伸子 伊藤海彦
オープニング映像。
有吉弘行さんに小さいころの「紅白」の思い出を聞いた。有吉さん去年の「紅白」で初めて司会を務めた。生で見たステージで特に印象的だったのが寺尾聰さん。寺尾聰さんは大ヒット曲「ルビーの指環」を披露。有吉さんに「紅白」は日本人にとってどんな番組なのかという質問もした。「みんなのベスト紅白」明日は橋本環奈さんが出演予定。
イタリアオペラを代表する作曲家のプッチーニ。代表作は「マダムバタフライ(蝶々夫人)」。長崎を舞台に日本人女性が登場する作品。パリを舞台に、貧しい若者たちの夢と切ない恋を描いたオペラ「ボエーム」を紹介。今年の秋に全国7都市8公演行われたそうなのだがチケットが完売。公演の指揮を手がけたのが日本クラシック界の巨匠の井上道義さん。今年いっぱいで現役引退を表明されている。最後のオペラとして選んだのが「ボエーム」。井上さんが演出を託したのが森山開次さん。舞踏家、振付家、演出家として現代ダンスシーンをけん引しているアーティスト。ユニークなキャラクター設定にご注目。登場人物の画家の設定を若くしてフランスに渡った日本人画家・藤田嗣治とした。放送は22日の日曜日、夜9時からEテレでとなっている。
都立国立高校に通う2年生の松浦さん、鈴木さん、眞田さんの3人は、くにたち桜守・大谷和彦さんのために立ち上がった。大谷さんは新しい苗木を植えるなど、自費で桜の保全活動を行っている。大谷さんの活動に共感した3人は去年からこの活動を手伝っている。大谷さんが自費で活動していることを知った3人。自分たちもなんとかしたいと見つけたのが高校生が起業を経験できる模擬起業グランプリ。審査が通れば30万円の資金を元手に商品を作って販売し利益を上げることができる。3人は稼いだお金を、大谷さんに寄付しようと考えた。まずは商品作り。四季折々の桜をイメージして4種類の入浴剤を作ることにした。5つの会社に問い合わせ打ち合わせを重ねた結果予算内で受注してくれる会社を見つけた。予算内に収めるため美術部の友達にイラストを描いてもらい3か月をかけて商品が完成した。400セットを販売し25万円の利益を出す計画。広報担当の松浦さんはSNSを活用。商品の魅力をアピールしたり桜守の大谷さんを紹介する動画を投稿した。完成した入浴剤は10月からインターネットと対面で販売し、完売した。3人はこれからも桜を守る活動を応援していく。
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- 国立(東京)
今日の東京市場の日中の動きだが、日経平均株価は200円程値下がりして取引を終えた。為替だが、円安が加速している。日米の中央銀行の会合の結果を受けて円相場は1か月ぶりの円安水準。市場関係者が今日最も注目していたのが日銀の植田総裁の会見での発言だが、今まさに行われている会見のさなか円安がさらに加速していて156円台まで値下がりしている展開となっている。日銀は今日まで開いた金融政策決定会合で追加の利上げを見送った。市場関係者の間では今月初めの時点では日銀の次の追加利上げは今月か来月のいずれかという見方が多かったのだが、このところは日銀からの発信などを踏まえて今月は見送りだという見方を強めている。植田総裁は今後の追加の利上げのタイミングについて、さまざまなデータや情報を丹念に点検したうえで判断していく必要がある、賃金と物価の好循環の強まりを確認する視点から来年の春闘に向けたモメンタムなど今後の賃金の状況についてもう少し情報が必要だと考えていると述べた。また、米国をはじめとする海外経済の先行きも引き続き不透明で米国の経済政策をめぐる不確実性も大きい状況が続いていると述べた。今日まではなかなか円を売りにくい状況だったという。ただ、米国のFRBが18日までに開いた会合で来年の利下げのペースは従来の想定よりも緩やかになるという見通しを示した。これで円安が進行しておりさらに今の会見で植田総裁が来年の春闘での賃金の動向の情報が必要だと話したということを受けて市場の受け止めとしては追加の利上げは来月より遅れるのではないかという思惑で円売りがさらに加速している展開。日銀は経済と物価が見通しどおりに推移していけば今後も追加の利上げを検討する方針。ポイントとなるのが来年の賃上げの広がり、トランプ次期大統領の政策の影響そして円相場の動き。
ノルウェーのオスロで授賞式が行われたノーベル平和賞について。授賞式のあとに行われた平和を願うパレード。今回オスロへは特別な使命を持った4人の高校生が派遣された。若者の立場から核兵器の廃絶を世界に訴える高校生平和大使。その1人、広島県の高校2年生の甲斐なつきさん。ノーベル平和賞の受賞が決まった瞬間、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の箕牧智之代表委員と喜びをともにした。高校生平和大使は核兵器廃絶を求める署名活動を行ったり国連で核兵器のない平和な世界の実現を訴えるスピーチを行うなどの平和活動に取り組む高校生のこと。1998年から毎年公募で選ばれ任期は1年。これまでに429人が大使となり今年は長崎や広島をはじめとして全国に23人いる。甲斐さんは広島生まれでひいおじいさんとひいおばあさんがそれぞれ広島と長崎で被爆している。身内に被爆者がいるということで高校に入ってすぐに地元で署名活動に参加していたのだが、さらに活動の幅を広げたいと応募して、選ばれた。甲斐さんは小学生のころから学校では平和教育を受けてきたが白黒で見る画像などを見ても現実に起きていたこととはなかなか思えなかったり被爆者の方の話を聞いてもどう受け止めればいいのか戸惑うところもあったということだった。甲斐さんが活動へと突き動かされたのは中学生の時。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まりリアルタイムでカラーで見る映像に衝撃を受けて広島、長崎と同じことがまた起こってしまうかもしれないと焦りを感じたそう。
甲斐さんは曽祖父の原爆投下について振り返る手記を見つけたといい、「爆心地に近づくにつれ、黒焦げの死体が多くなった。これが人間が造った核兵器によるもので許すことはできない。」などの文言がここには綴られていた。恐ろしさを伝えるために平和を呼びかける際にはこの手記は欠かさずに持っているという。また、曾祖母の手記には「元気な父が見るも無惨に、全身斑点が出て頭髪は抜け、吐く物も下すものも皆、血ばかり、明日をも知れぬ変わり様で苦しんでいました。」とあったという。甲斐さんは原爆が急に自分の眼の前にあるような感じがして責任を感じたと振り返った。オスロにも2つの手記は持っていったという。一方で甲斐さんは核兵器廃絶なんてできるわけないなどと言われてしまうことはあるのだといい、それでも日本被団協・田中熙巳さんの話に海外の参加者が涙する様子を見ると改めて考えなければならないと踏みとどまっている。甲斐さんは高校生平和大使の活動を終えた後も核廃絶に向けた活動を続けていきたいと平和への意欲を見せている。
落語家・春風亭昇太さんがもう一度見たい作品「かけおち’83」を紹介。当時、絶大な人気を誇った劇作家で演出家のつかこうへいさんオリジナル脚本ドラマ。資産家のひとり娘・セツ子にはヤスオという婚約者が。家業を継ぐためヤスオを婿養子に取ることが決まっているが、セツ子は家の事情により義理で形だけのお見合いをすることに。そこから物語が動き出す。相手の萩原は年商30億円の会社社長。父はすっかり気に入ってしまう。実は萩原は10年前から密かにセツ子に思いを寄せていた。セツ子は萩原への思いを振り払うためヤスオに”かけおち”を迫る。ふたりは夜行列車で京都へ向かう。誰にも心配されず、すさんでゆくふたり。春風亭昇太さんが最も印象に残っているシーンが大竹しのぶの5分間の1人芝居。萩原を諦めるべく自分に言い聞かせる。「本当にいつ見ても新鮮。プロは今やっていることが完成されているんだと思っちゃダメなんだなというのをドラマを見た時にすごい感じた。だから僕は落語ってまだ完成してないんだって思って、今まで通りのやり方じゃなくて、違う方法があるんじゃないかと思いながらやってる」等と話した。
広島・世羅町から中継。世羅町は元々マツタケの産地として有名だったが、中々マツタケが収穫できなくなり、マツタケを安定して収穫しようと研究を重ね、マツタケのようなキノコの栽培に成功した。秋の山の環境を再現することにより、1年中収穫ができるとのこと。このキノコはシイタケの仲間だという。