- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 眞下貴
オープニング映像。
「大統領選挙のアメリカ 民主vs協和」などラインナップを伝えた。
紅白歌合戦にゆかりがある人の「ベスト紅白」を紹介。きょうは大泉洋。大泉さんは思い出のシーンについて「一番最後にサブちゃんの歌を聞いて終わる。北島三郎さんですかね。僕なんか年が若いわりに演歌の大御所が好きだった」、紅白歌合戦について「日本人の尻を拭いてくれる番組」と話した。あすは上白石萌音が登場。視聴者から「みなさんの心に残る『紅白』」を募集中。
「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」から、JR豊肥本線と南阿蘇鉄道に乗車した回を紹介。まずは大分駅から九州横断特急に乗って「東洋のナイアガラ」と呼ばれる原尻の滝に向かう。南阿蘇鉄道は熊本地震の影響で一部区間、7年間運転できなくなっていた。去年の夏に全線で運転を再開した。六角精児は南阿蘇鉄道に乗った。南阿蘇鉄道の車窓からの景色を紹介した。高森駅で下車し日本酒の酒蔵を訪ね、本醸造の生貯蔵を味わった。
最終回を迎えた大河ドラマ「光る君へ」。源氏物語など平安文学を研究する清泉女子大学・藤井由紀子教授は「光る君へ」をどう見たのか、話を聞いた。藤井教授が注目したのは「女房の装束」。非常に綿密に、時代考証に基づいて作られていたという。藤井教授が印象に残ったシーンは「娘に紫式部集を手渡すシーン」と「紫式部と清少納言が語り合うシーン」。藤井教授は「大石静さんという女性脚本家の目線。女性が書くことの意義を照らし出している」と話した。
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- 大河ドラマ 光る君へ大石静
版画家・高橋信一や版画に取り組む人たちを取材した昭和55年放送「新日本紀行 佐渡版画村」の回を紹介。高橋信一は佐渡を版画の島にしたいという夢があった。静山は今、島の版画村と呼ばれている。相川町の住民は版画に打ち込む静山の人々の姿に刺激されて、海辺の暮らしを版画に掘るようになった。「新日本紀行」から44年、新潟・佐渡市を訪ねた。佐渡版画村美術館は版画家・高橋信一と仲間たちが作り上げた。美術館には、「新日本紀行」に登場した金子治作さんの作品もあった。金子さんの三男・伊藤敏さんは米作りをしながら版画を制作してきた。両津大川地区では家々の壁に日々の暮らしを描いた版画が飾られていて、観光スポットになっている。
経済部・西園興起が「日本製鉄・USスチール買収の行方は?」について解説。日本製鉄によるUSスチール買収は、雇用への影響や安全保障上の懸念から反対の声が出ていて、とりわけUSWという鉄鋼業界の労働組合が強硬に反対している。さらに大統領選挙の思惑も絡む中で民主党、共和党ともに日本製鉄の買収計画に厳しい姿勢を示して逆風に。先週にはバイデン大統領が買収を阻止する意向だと米国のメディアが伝えていた。大統領は国の安全保障の脅威とみなせば買収を止めることができ、そのための判断をするのが対米外国投資委員会。今月下旬の審査期限まであとわずかとなっているが、買収の賛否をめぐって委員会の中でも意見が割れているという報道もある。バイデン大統領の判断で買収を阻止するという意向を示した場合、日本製鉄は買収が認められなければ訴訟も辞さない構え。もともとUSスチールは業績が悪化していて、買収相手を探していた。会社によると、買収が成立しなければ現地の製鉄所の閉鎖や本社の移転の可能性もあるという。さらに、日米の経済関係にも影響する可能性がある。
76年前の年の瀬の映像を紹介した。
映像で振り返る日本の「風物詩」。「ゆく年くる年」1988年、2023年の映像を紹介。昭和2年に放送された「除夜の鐘」。鐘をスタジオに持ってきて鳴らして放送していた。除夜の鐘について國學院大學・神道文化学部・教授・加瀬直弥さんは「江戸時代の年中行事をまとめた書物の中で大みそかの行事を見ると除夜の鐘は出てこない。戦前JOAK(東京放送局)のラジオ放送で正月の放送初めを除夜の鐘から行う。メディアが除夜の鐘の定着の原動力になった」と話す。1962年「ゆく年くる年」第1回放送の映像を紹介。「ゆく年くる年」はその年を象徴する出来事や現象などを様々映し出してきている。各年の映像を紹介した。
映像で振り返る日本の「風物詩」。「豊國錦繪春曙恵方詣」を紹介。江戸時代の様子だが当時は初詣は2種類あり、地域の氏神様にお参りする、あとは恵方参りといってその年にいい方角のところにお参りをする。93年前、昭和6年の伊勢神宮の初詣の映像を紹介。加瀬直弥さんは「鉄道が発達したことによって、鉄道を使って(参拝)に行く流れができた」と話す。大正8年の神社参拝ガイドブック「神まうで」を紹介した。
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