- 出演者
- 田中寛人 田代杏子 松岡忠幸 秋鹿真人 山口勝 高瀬耕造 北向敏幸 原大策 石井隆広 中村信博 坂下恵理 中村慎吾 小原茂
朝晩冷え込むが日中は暖かいなどと話した。
北海道・小樽の中継映像を交えて気象情報を伝えた。
- キーワード
- 小樽(北海道)
クマが餌となる柿の実を求めて人里に出没するのを防ぐため収穫されないまま放置されている柿の実を収穫する作業が三種町で行われた。能代市に住む柿木崇誌さんは、おととしから高齢などの理由で柿を収穫できなくなった人などからの依頼を受けて作業を行っているということだが、最近はクマによる被害を心配する人からの相談が増えているという。秋田県によると秋以降はクマの目撃情報が減っているものの、去年秋に人里で柿などの味を覚えたクマが再び集落に出没するおそれもあるとして県は実を取り除くなど対策を続けるよう呼びかけている。また柿木さんは収穫した柿をドライフルーツなどに加工する作業も行っていて有効活用する取り組みも行っている。
佐賀市で佐賀女子短期大学を運営をする学校法人「旭学園」は、グローバルな視点で地域に貢献する人材の育成を目的とした4年制大学「武雄アジア大学」を武雄市に2年後の2026年に新設する計画。旭学園は先月、文部科学省に大学設置に向けた認可申請を提出していたが、申請がきのう審議会に諮問されたと発表した。今後開学の理念やカリキュラムなどが審査され早ければ来年の8月にも設置が認可されるかどうかが決まる見通し。武雄アジア大学の新設を巡ってはすでに建設予定地が決まっているほか、県と武雄市が合わせておよそ19億円の財政支援を行うことが決まっている。
バレーボールのトップリーグ・SVリーグ女子の「SAGA久光スプリングス」と西九州大学がスポーツ分野を中心にした連携や協力を行うことになり、調印式が行われた。調印式は佐賀市にある西九州大学佐賀キャンパスできのう行われ、福元裕二学長とSAGA久光スプリングス・萱嶋章社長が協定書に調印して互いに取り交わした。そして、SAGA久光スプリングスで活躍した元日本代表・石井優希さんを加えた3人で記念撮影が行われ、協定の締結を祝った。協定ではチーム側が大学にあるアスリート育成施設で使われている体力などの測定機器を活用する一方、チームから大学に講師を派遣するほか学生にスポーツチームの運営などを学んでもらうという。西九州大学はプロバスケットボールB1の「佐賀バルーナーズ」とも同様の協定を結んでいる。
武雄市では地産地消を進めるため地元の農産物を給食に取り入れようと、パクチーを使った献立が小中学校で提供された。パクチーを使った献立が登場したのは武雄市の小中学校で、このうち山内東小学校ではきのう、ちくわの磯部あげが全校児童およそ180人に提供された。細かく刻まれたパクチーは青のりとともにちくわにまぶされていて子どもたちはごはんと一緒においしそうに味わっていた。また、校内放送では児童らが提供されたパクチーが武雄市北方町で栽培されていることを紹介したほか、招待された栽培農家の男性が各教室を回ってパクチーの魅力を説明していた。
元日の能登半島地震で海底が隆起し岸壁が壊れるなどの被害が出た石川県輪島市の輪島港で、地震後としては初めてとなる刺し網漁の水揚げが行われ、漁業者からは再開できた喜びの声が聞かれた。輪島港では今月8日のズワイガニ漁により10か月ぶりに本格的な漁が再開したが、本来ならば一年を通し行われる刺し網漁も去年の年末以来の水揚げとなった。一方、港の岸壁は地震で2m近く隆起し、水揚げは海に浮かぶ仮の桟橋が使われるが桟橋から岸壁に水揚げするベルトコンベアーの数が3つに限られるなど、制約がある中で作業が行われていた。
金沢市大野町のこども園の園児が地元特産のサツマイモ「五郎島金時」の収穫を体験した。今日はおよそ1500本が収穫され、野菜がたくさん入った郷土料理の豚汁「めった汁」や天ぷらなどの料理にしてこども園の給食で提供されるという。
石川県小松市にある「こまつドーム」について市は利用者が当初の目標より大幅に少ない状態が続く中、今後の活用方法について民間企業などからアイデアを募る市場調査を始めた。「こまつドーム」は当初はコンサート利用を見込み年間40万人の集客を目標に掲げたが、最近は市民のスポーツでの利用などが中心になっていて昨年度の利用者数は16万人と目標の4割にとどまっている。また現在の利用方法を維持するには今後大規模な改修も必要で、人工芝の張り替えや照明の交換などで6億円余りが必要と見込まれている。こうした状況を受けて小松市は施設の新たな活用方法を検討するため民間企業などからアイデアを募る市場調査を始めた。来月17日まで企業などの参加の申し込みを受け付けその後、聞き取り調査を行い来年2月にも調査結果の概要を公表することにしている。
ことし5月、三豊市仁尾町の田井川で大北水門のゲートが開かず川の水があふれ住宅3棟が床上浸水10棟が床下浸水の被害が出た。その後の調査で自動で開閉する小型のゲートが正常に開かなかったことに加え、手動で開くのが遅れたことで被害につながったことが分かった。調査結果を受けて香川県と市は被災者を対象に被害を受けた屋外の電気製品や、浄化槽などの総額およそ670万円の損害賠償を支払うことで合意したことが関係者への取材で分かった。県は再発防止策として水門の開閉状況を遠隔で確認できる設備の導入などに向けて検討を進めていて、670万円の損害賠償のうち県が支払う330万円余りを盛り込んだ補正予算案を今月22日に開会する予定の定例県議会に提案する方針。
来年の大阪関西万博を控えインバウンドの観光客を四国に呼び込もうと海外の旅行会社を招いた観光視察ツアーが開かれている。このツアーは四国ツーリズム創造機構が実施していて、オーストラリアと英国の旅行会社の担当者2人が今月9日から4泊5日の日程で四国4県を巡っている。きのうは香川県丸亀市の大名庭園「中津万象園」と「丸亀うちわミュージアム」を訪れ伝統的工芸品の丸亀うちわ作りを体験した。四国ツーリズム創造機構によると、四国の認知度が低いことが課題になっているという。
1966年に開場した国立劇場は歌舞伎や文楽、日本舞踊など伝統芸能の継承を目的に数多くの舞台が上演されてきた。老朽化による建て替えのため去年の10月末に閉場して1年が経つが、全国的な建設費の高騰で入札の不調が続き、まだ解体工事も始まっていない。国立劇場は伝統の火を絶やさないようにと東京都内のホールなどを借りて公演を開いているが、長期間会場を確保するのが難しく、閉場前と比べると公演の数は半分以下に減っているという。日本舞踊家・花柳寿楽さんは衣装やかつら小道具などの職人さんたちも仕事がなければ廃業に追い込まれてしまうと、1日も早く再開してほしいと危機感をあらわにしている。
俳優の高倉健さんが亡くなって今月10日で10年が経ったが、生前に交流があった石垣市の富野小中学校では、子どもたちが黙とうをささげて高倉さんをしのんだ。石垣島に滞在していた高倉さんが偶然、運動会を見学したことが縁で交流が生まれ今も高倉さんから贈られた双眼鏡や手紙を大切に保管している。今月10日の命日を前に8日には主演した映画にちなんで、運動場に黄色いハンカチ100枚を全員で掲げた。そして最後に全員で1分間の黙とうをささげて高倉さんをしのんだ。
米国軍基地がある全国の自治体の議員などによる集会が開かれ、沖縄の負担軽減を考える活動を全国的に展開していくと決議した。この集会は国土面積の1パーセントに満たない沖縄県に全国のおよそ70%の米国軍専用施設が集中している現状について考えようと、8年前に立ち上げられた沖縄の基地負担軽減を考える議員の会が開いた。きのう会場となった宜野湾市のホテルには米軍基地がある全国の自治体の議員や首長ら110人が出席した。また10年前に普天間基地から空中給油機部隊の移転を受け入れた山口県岩国市・福田市長が登壇し「受け入れは沖縄の負担軽減の一例になったと思う。ここからさらに全国で負担軽減を考えていかなくてはいけない」とあいさつした。集会ではこのあと沖縄の基地負担軽減を考える活動を全国的に展開していくとする決議を採択した。
石垣市で自動運転技術を使ったEV(電気自動車)のバスの実証実験がきょうから始まるのを前に出発式が開かれた。バス運転手の不足や高齢化が課題となる中、石垣市は市民や観光客の利用を想定して自動運転技術を使ったEVバスの導入を検討していて、きょうから実証実験を行う。これを前にきのうは石垣港で中山市長などが出席して出発式が開かれた。式典のあと出席者たちは石垣港離島ターミナルから南ぬ浜町緑地公園までの往復およそ3.5キロの区間で乗車を体験した。このバスは乗客の定員が8人、時速は20キロ未満で、信号を通過するときや駐停車中の車両を追い越すときなどを除いて自動で走行する。きょうから今月16日までの5日間行われる実証実験では、午前9時から午後4時過ぎまで昼の充電時間を除き一時間に1本石垣港離島ターミナルと石垣港新港地区旅客船ターミナルの間を運行する予定。予約は不要で席に空きがあれば無料で乗車することができる。
事件の容疑者が県境を超えて逃走したことを想定した愛媛県警と広島県警の合同訓練がきょう今治市の大三島などで行われた。きょうの訓練には、愛媛県警と広島県警の警察官、あわせて約30人が参加した。訓練は、今治市大三島町の郵便局に刃物を持った強盗が押し入り、現金を奪って車で逃走したという想定で行われた。通報を受けた警察が緊急配備を敷き、現場近くのインターチェンジに検問を設置するが、容疑者が乗った車は検問を突破して広島県尾道市方面に逃走した。その後、愛媛県警と広島県警が逃走した車の情報を無線でやり取りしながら挟み撃ちで追跡し、現場から約10キロ離れた尾道市内の海岸で容疑者の身柄を確保した。警察によると、ことし8月以降、首都圏を中心に闇バイトによる凶悪な広域事件が相次いでいることから、愛媛県警でもこうした事件の対策に力を入れているという。
松山市の坂の上の雲ミュージアムでは「坂の上の雲」にも登場する松山出身の軍人・秋山兄弟や、正岡子規の資料の展示が始まった。35点が展示され、東京・原宿にある秋山好古の自宅で撮影された写真には、好古を囲み弟・真之の妻も集まる様子が見られる。広瀬武夫が戦死する1か月ほど前に日露戦争の戦地からあてた手紙には広瀬の晩年の姿が描かれている。展示は来年1月26日まで予定されている。
JAにしうわの管轄内で生産された温州みかんの初競りが行われていて、今年は28.7tと去年の8%ほどしかまだ出回っておらず、気温が高く色づきが遅れていることなどが背景にある。1kgあたりの価格は34円高い392円で過去最高を更新している。今年は甘味と酸味のバランスが良く、全国的には収穫の減る裏年で供給量が減っていることで需要が高いのだという。ピークは来月中旬の見込み。
熊本・八代市では栗農園から皮が破れるなどし本来廃棄されてしまう規格外の栗を引き取り、和菓子店がこれを活用してどら焼き・マフィン・フィナンシェを作る試みが行われている。中村博生市長は我々もいろんなPRをしていかないといけないと話している。栗農家の橋永高徳さんはロスがないように進めたいと意気込んでいる。
静岡・掛川市の農業体験施設「とうもんの里」では稲わらを使った小屋づくりが行われている。ここでは遠州のからっ風が吹くとされ、野菜や農機具を保管するため稲わらで小屋を作る風習もあったという。約30人が竹で組んだ小屋の骨組みに稲わらを被せ高さ3mほどの小屋を作っていった。来年5月頃まで遊び場として使われ、わらを被せていない部分には大根や柿などをかけていくのだという。