- 出演者
- 和田哲 土方康 田代杏子 深川仁志 宮崎大地 一柳亜矢子 石井隆広 坂下恵理 黒田賢 久保田拓人 池田陽香 飯塚洋介
オープニング。
今月7日から、香川県内の一部の店舗で、コンビニ大手のローソンがリモートで接客する実証実験を始めた。四国の店舗初。無人のセルフレジの横に専用のモニターが設置され、デジタル技術で作り出されたアバターが接客をおこなう。アバターは、自宅などで勤務するオペレーターが操作していて、カメラの映像などを確認しながら、客にレジの操作方法や商品の陳列場所などを説明していた。アバターによる接客は、今月6日までに関東や関西などの17店舗で導入され、従業員のレジ業務の時間が、1店舗当たり1日平均でおよそ1.5時間以上、削減できたという。
年末年始を前に、天草市では早くも正月用のしめ縄作りが始まっている。天草市では毎年、この時期に地元のシルバー人材センターの会員が正月用のしめ縄を作っていて、10人ほどが作業にあたった。しめ縄は、来月中旬までにおよそ6000本が作られ、天草市内の直売所やスーパーなどで販売されるという。
アメリカ軍岩国基地にアメリカ海軍のオスプレイなどが国内で初めて配備されるのを前に、岩国市・福田市長が、配備されるオスプレイに搭乗してアメリカ海軍の空母を訪問し、基地に配備される空母艦載機を視察した。また、在日アメリカ海軍の幹部とも意見を交わし、オスプレイは去年、鹿児島県沖で起きた墜落事故の教訓を生かして安全のための手順を増やしていることや、艦載機の隊員に騒音を軽減した飛行をするよう教育していることを確認したという。さらに、岩国基地に配備される新機体の数は、CMV22オスプレイが4機程度、F35Cが14基程度になるという説明を受けたという。オスプレイなどの配備を巡っては、外務省は、ジョージ・ワシントンが今月中旬から下旬に、神奈川県の横須賀基地に入港するのに先立って、岩国基地に空母艦載機が到着予定だと明らかにしていて、CMV22オスプレイなどは、この時期に飛来すると見られる。福田市長は「よき隣人としてあり続けるよう努力をして行きたいという話があった」とコメント。
親の共働きなどで放課後児童クラブを利用する子どもが増える中、学校が休みの日も子どもたちに楽しく過ごしてもらおうと、紙飛行機の作り方を教わる催しが佐賀市で開かれた。佐賀市によると、親の共働きなどで市内の放課後児童クラブを利用する子どもは増えていて、その数はことし4月1日時点でおよそ3000人と、5年前に比べて650人ほど増加したという。
日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになった。日本酒作りが盛んな鹿島市で、飲酒店をはしごして食事と日本酒を楽しむ“鹿島はしご酒”が開かれた。鹿島はしご酒は、地元の酒造会社や飲食店などで作る実行委員会が開いていて、新型コロナの影響で休止していたが、おととい、5年ぶりに開かれた。イベントには鹿島市内の飲食店11店が参加し、店舗ごとに鹿島市や嬉野市などの酒蔵の酒が1種類ずつ楽しめるようになっていて、参加者はお店をはしごしながら、料理と日本酒に舌鼓を打っていた。
県内の自衛隊の駐屯地に所属していたことのあるお笑い芸人・やす子さんが、茨城大学でトークショーを行い、学生らにエールを送った。このトークショーは、NHKが大学生を対象に各地の大学で開いているセミナーの一環で、水戸市の茨城大学でおととい行われ、学生らおよそ130人が参加した。講演したお笑い芸人・やす子さんは、自衛官の経験を生かしたネタで人気を集めているが、県内にある陸上自衛隊の霞ヶ浦駐屯地にも所属していたことがあり、現在も予備自衛官として訓練で訪れる機会があるなど、茨城とのゆかりを紹介していた。
若い世代の考えを人口減少の対策に反映させようと、鳥取市の若手職員で作る特別チームが、施策をまとめて深澤市長らに提言した。鳥取市はことし6月、公募で集まった20歳代から40歳代までの職員14人による特別チームを発足させた。メンバーはこれまでに、生まれる人より亡くなる人が多い自然減対策と、転入した人より転出した人が多い社会減の対策をそれぞれ考えるグループに分かれて、若い世代の市民へのヒアリングなどを通じて施策を検討してきた。きょう市役所で開かれた会議で、メンバーは深澤市長ら市の幹部に施策を発表した。深澤市長は関係部署を集めた部会を設けて検討することになった。
保育園児たちが火事が起きたときにどう行動すればいいかを学ぶ教室が三朝町で開かれた。三朝町消防団が開いた教室には町立賀茂保育園の園児およそ40人が参加。このほか消防車の乗車体験もあり、園児たちはふだん乗ることのできない運転席からの眺めを楽しんでいた。
音楽活動をしている県内の中高校生などを対象とした県主催の音楽イベントがきのう鳥取市で初めて行われた。コロナ禍で音楽イベントへの参加が制限されてきた中高生などを応援しようと県が初めて開催したこの星フェスには事前の選考を通過した13組が出演し、このうち琴浦町の中学1年生の女子生徒3人のグループ「音奏希(おかき)」はアンジェラアキさんの「手紙」を、また米子市内の3つの高校に通う生徒たちで結成された「Suchus」はSuchmosの「STAY TUNE」を披露。
長野 松本の様子を中継。
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全国の天気予報を伝えた。
今月16日に行われる桜島の大規模噴火を想定した訓練を前に、きょう説明会が行われ、ことしの訓練では、能登半島地震を踏まえて孤立した場所への対応などを取り入れる方針が示された。桜島火山爆発総合防災訓練は、死者行方不明者58人を出した1914年1月12日の大正噴火を教訓に鹿児島市が毎年開いていて、ことしで55回目になる。訓練は大規模噴火が切迫しているとして、噴火警戒レベルが最も高い5に引き上げられて全島に避難指示が出されたという想定で行われ、桜島の住民およそ200人を含め、県や警察、消防、災害派遣医療チーム(DMAT)など、関係機関合わせて70団体、1700人が参加する。鹿児島市によると、ことしの訓練には、元日に起きた能登半島地震で交通や通信が寸断されて、孤立する集落が発生し、その対策が課題になったことから、孤立した場所から住民を救助する対応を新たに取り入れる。また、鹿児島への観光客がコロナ禍を経て戻っていることを踏まえ、宿泊施設からの避難誘導訓練も行われる。
改めて桜島の大規模噴火への備えを考えようという講演会が、きのう鹿児島大学で開かれた。講演会で鹿児島大学地域防災教育研究センター・酒匂一成センター長は、センターで行われている火山灰に関する研究について紹介した。それによると、噴火によって火山灰が木造家屋に降り積もり、重くなった場合や、そのあとに地震が起きた場合の家屋の損傷や倒壊のリスクは建築された年代で異なるということで、早めの避難が大切だと話していた。また京都大学火山防災研究センター・中道治久教授は、大正噴火の3日前から桜島で、前日には市街地側で有感地震が観測されたことなどを紹介した。さらに、鹿児島地方気象台・安藤忍地震津波火山防災情報調整官は、常時、桜島を監視しているものの、現在の科学技術では時間や分単位での噴火の予測は困難なため、迅速に情報を発表していると説明した。姶良カルデラの地下のマグマの量は、大正噴火以前の9割まで戻っているとされていて、大規模噴火への備えがさらに重要になっている。
都市部の子育て世帯に子どもを保育施設に通わせながら、地方での暮らしを体験してもらう「保育園留学」という取り組みが、県内で初めて串間市で始まった。串間市内のさくらさくら認定こども園には、けさ北海道の函館市に住む姉妹が保護者と一緒に登園した。保育園留学は、若者の地方移住の促進を図ろうと企画されたもので、地方の保育施設に子どもを預けながら、子育て世帯が1週間から2週間、移住を体験できるプログラムで、県内では串間市が初めて。家族4人は、きょうから2週間、市内の宿泊施設に滞在し、両親はリモートワークでふだんの仕事をしながらこども園の環境を確認したり、串間市での生活を体験するという。
きょう11月11日は厚生労働省が定める「介護の日」。介護の悩みを抱える家族や認知症患者の不安などの相談に無料で応じる電話相談が全国一斉に行われている。県内では宮崎医療生活協同組合と認知症の当事者・家族で作る会が実施、宮崎市の事務所にや専用の電話回線が設けられ午前10時からケアマネジャーや家族会の相談員が対応にあたっている。
焼酎の魅力を海外に広めようと大分県など9市4県が共同で取り組む事業の一環として、米国から招かれたバーテンダーがきょう九重町の蔵元を視察した。きょうはニューヨークなどで活躍する5人のバーテンダーが創業160年の九重町の蔵元を訪れた。一行の日本招待は米国での焼酎の販路拡大のため大分・鹿児島・熊本・宮崎の共同事業の一環で、一行は各県の蔵元の視察やセミナーで焼酎を使ったカクテルを披露する。
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ことしの元日に発生した能登半島地震。被災地で大きな課題となっているのががれきの処分。これを信楽焼の技術で再生して復興支援につなげようという取り組みが始まっている。能登半島地震で被害を受けた住宅は8万9千棟(10月22日時点)。災害廃棄物は300万トン。信楽焼の窯元・小川公男さんは被災した人々に必要な食器を届けるボランティアを続けてきた。がれきの山の中で小川さんの目にとまったのが「能登瓦」。これで新しい命が生まれるような形で再生陶器ができたらいいなと強く感じたという。小川さんはこれまで信楽焼の材料として素材の活用技術を磨き、そのノウハウを生かし瓦を再生させたいと考えた。瓦は粉末にし信楽の粘土と混ぜる。能登瓦の美しい色とつやはそのままに新たな形に生まれ変わった。器は能登の人たちにプレゼント。更に国内外の取引先に販売し復興に役立てようというプロジェクトも進んでいる。故郷の記憶を復興の力に焼き物に託す心の支援。
鮮やかで透き通った体が眩しい甘えび。寒くなるこの時期は卵をたっぷりと抱えた身がプリっとしまって絶品。訪れたのは佐渡ヶ島の南部にある赤泊漁港。甘えび漁の名人・中川鈞二さんの漁に同行。籠から引き揚げられたえびは鮮度を保つため素早く仕分けていた。甘えびの刺し身は味が濃く絶品!
きょうは青森県の岩木山、秋の燃え立つような紅葉を楽しむ。10月中旬ふもとでは紅葉がはじまったばかり。登山ガイドの五十嵐潤さんが案内。鮮やかな紅葉で眩しくキラキラと輝いている。晴れ渡る秋空のもと急な岩場を登っていき岩木山の山頂に到着。南には鳥海山、北を見れば青い日本海と絶景。秋真っ盛りの岩木山だった。