アメリカ軍岩国基地にアメリカ海軍のオスプレイなどが国内で初めて配備されるのを前に、岩国市・福田市長が、配備されるオスプレイに搭乗してアメリカ海軍の空母を訪問し、基地に配備される空母艦載機を視察した。また、在日アメリカ海軍の幹部とも意見を交わし、オスプレイは去年、鹿児島県沖で起きた墜落事故の教訓を生かして安全のための手順を増やしていることや、艦載機の隊員に騒音を軽減した飛行をするよう教育していることを確認したという。さらに、岩国基地に配備される新機体の数は、CMV22オスプレイが4機程度、F35Cが14基程度になるという説明を受けたという。オスプレイなどの配備を巡っては、外務省は、ジョージ・ワシントンが今月中旬から下旬に、神奈川県の横須賀基地に入港するのに先立って、岩国基地に空母艦載機が到着予定だと明らかにしていて、CMV22オスプレイなどは、この時期に飛来すると見られる。福田市長は「よき隣人としてあり続けるよう努力をして行きたいという話があった」とコメント。