都市部の子育て世帯に子どもを保育施設に通わせながら、地方での暮らしを体験してもらう「保育園留学」という取り組みが、県内で初めて串間市で始まった。串間市内のさくらさくら認定こども園には、けさ北海道の函館市に住む姉妹が保護者と一緒に登園した。保育園留学は、若者の地方移住の促進を図ろうと企画されたもので、地方の保育施設に子どもを預けながら、子育て世帯が1週間から2週間、移住を体験できるプログラムで、県内では串間市が初めて。家族4人は、きょうから2週間、市内の宿泊施設に滞在し、両親はリモートワークでふだんの仕事をしながらこども園の環境を確認したり、串間市での生活を体験するという。