クマが餌となる柿の実を求めて人里に出没するのを防ぐため収穫されないまま放置されている柿の実を収穫する作業が三種町で行われた。能代市に住む柿木崇誌さんは、おととしから高齢などの理由で柿を収穫できなくなった人などからの依頼を受けて作業を行っているということだが、最近はクマによる被害を心配する人からの相談が増えているという。秋田県によると秋以降はクマの目撃情報が減っているものの、去年秋に人里で柿などの味を覚えたクマが再び集落に出没するおそれもあるとして県は実を取り除くなど対策を続けるよう呼びかけている。また柿木さんは収穫した柿をドライフルーツなどに加工する作業も行っていて有効活用する取り組みも行っている。