大阪・関西万博で開催された中国ナショナルデーで自民党・森山幹事長と中国・何立峰副首相の姿。式典を前に前に話し合われたのが日本産牛肉の中国への輸出再開をめぐる協議。中国政府は今日、国内手続きの完了を日本政府に通知。また先月29日に発表した日本産水産物の輸入再開に向け中国の税関当局は今日、日本企業3社の施設の再登録を承認。中国では日本産牛肉が輸入できなかったため、オーストラリアWAGYUが注目されてきた。中国牛肉の輸出量(1-3月)はオーストラリアが前年比3割増(出所・農業農村省)。東京焼肉STYLEまるみち・鬼丸優子支配人は「日本の焼肉店なので日本の和牛を味わってほしい」などとコメント。日本でも中国への輸出再開に期待が高まっている。常陸牛は約10年前から海外への輸出に力を入れてきた。常陸牛の輸出の約7割がアメリカだがトランプ関税の影響で売上は減少。茨城県常陸牛振興協会・谷口勇事務局長は「関税率が上乗せされればさらに注文の数量が落ちる。1日も早い再開ができれば中国に輸出できる」などとコメント。