- 出演者
- 田中寛人 田代杏子 長野亮 瀬戸秀夫 近田雄一 坂下恵理 佐竹祐人 齋藤湧希 大村和輝 松本真季 五十嵐椋 山下佳織 小野卓哉 野田奈那
オープニングの挨拶。
鹿児島の中継映像とともに、全国の気象情報を伝えた。
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- 鹿児島県
日本原子力発電敦賀原子力発電所2号機について、原子力規制委員会は再稼働の前提となる審査で不合格とすることを正式に決定。規制委はことし8月、「原子炉建屋の真下の断層が将来動く可能性が否定できない」として審査に不合格としたことを示す審査書の案をとりまとめ、きょうの会合では審査書の案に対して一般から寄せられた意見について審議。審査書を全会一致でとりまとめ、敦賀原発2号機について正式に審査に不合格とすることを決定した。再稼働を認めない判断は2012年に規制委員会が発足して以降初めて。日本原電は改めて審査を申請する意向だが、規制委員会は「断層の活動性だけでなく基準の全てを満たす申請書の提出が必要」としている。
原子炉を停止していた女川原子力発電所2号機について、東北電力はきょう、原子炉を再び起動させた。女川原発2号機は先月29日、東日本大震災で停止して以来13年半余を経て再稼働。今月3日にトラブルが発生し、その後原子炉を停止。トラブルは配管接続部分のナットの締め付けが不足していて緩んで外れたことが原因とみられ、東北電力は作業手順の見直しなどの再発防止策をとりまとめたうえ原発内にある同様の配管の点検も終了。きょう、再び原子炉を起動させた。19日までには発電を再開、営業運転も来月には再開する予定。
丸森町の冬の特産品、じねんじょの収穫作業が始まっている。丸森町では17軒の農家がじねんじょを栽培。大内地区にある八巻寛さんの畑でも今週から本格的な収穫が始まった。丸森町のじねんじょは農家の庭先や町内の直売施設「いきいき交流センター大内」で販売。
ことし9月の豪雨で大きな被害を受けた輪島市町野町にある地区に一つしかないスーパーマーケットが販売する商品を限定して営業を再開。もとやスーパーはことし1月の能登半島地震で停電や断水などの影響を受けたが休まず営業。ことし9月の豪雨で近くを流れる川が氾濫したため店が浸水、ボランティアなどの協力を受けて片づけ作業を進め、おととい約50日ぶりに営業を再開した。きょうも地元の住民が訪れパンや野菜などを買い求めた。現在は通常の6分の1のスペースで食品や生活雑貨など約100種類の商品を販売しているが今月30日からは1500種類ほどまで増やす。もとやスーパー代表・本谷一知が「この場所に可能性を感じている人がいる。自分の役割は何か問い続け再開すると決めた」と話した。
能登半島地震や豪雨災害の被災地に修学旅行などの誘致を進めるための検討会の初会合が輪島市で開かれた。検討会は石川県と県観光連盟が設置、初会合には能登地方の6市町や地元の観光協会の担当者が出席。検討会では元日の能登半島地震やことし9月の豪雨災害の被災地の復興を見据え防災の取り組みを学ぶ災害学習を盛り込んだ修学旅行などの教育旅行の誘致を目指す。きょうの会議では輪島市や珠洲市の担当者が地震によって隆起した漁港の岸壁を見学できたり、珠洲市の観光名所「見附島」について、地震前と地震を受けたあとの状況を知ることができる教材を提供したりすることを検討していることを明らかにした。検討会では来年1月に意見をまとめる。
石川県能登地方の豪雨災害の被災地に派遣された近畿地方整備局の緊急災害対策派遣隊「TEC−FORCE」の活動報告会が開かれ、職員たちが現地での活動を通じて感じた課題や教訓を発表。TEC−FORCEは大規模な災害が発生した際に河川や道路の被害状況の調査などを支援するチームで、ことし9月に能登地方で起きた豪雨災害で近畿地方整備局は58人の職員を現地に派遣。派遣期間が先月10日で終了したことから活動の報告会は大阪市中央区で開かれた。近畿地方整備局は「今回の支援で得た教訓を今後の対策に生かしたい」としている。
京都府与謝野町で解体の危機にあった100年ほど前の蒸気機関車がクラウドファンディングで集まった資金をもとに保存されることになり、千葉県の展示施設に向けて出発。この車両は大正から昭和にかけて京都府北部の各地を結んだ加悦鉄道を走っていた100年ほど前の国産の蒸気機関車で、与謝野町の施設で展示されていた。4年前に施設が閉鎖され、ことし引き取り手が見つからなければ解体されるおそれがあったが鉄道愛好家たちがクラウドファンディングで資金を募ったところ、全国から約1000万円が集まった。機関車は来月1日から千葉県の施設で展示されることになり、クレーンでトレーラーに移され、千葉県に向けて出発した。
核兵器の廃絶を目指して世界で活躍できるリーダーを養成しようと世界各国の若者に被爆の実態を学んでもらう講座「ICANアカデミー」が広島市で始まった。2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGOのICAN・核兵器廃絶国際キャンペーンと広島県が共同で毎年開いている講座。6回目となることしは米国や中国などの核保有国を含む14の国と地域から研究者やNGOの関係者など20人が参加してきょうから今月16日までの日程で行われる。初回の講座ではICAN・川崎哲国際運営委員があいさつ、ことしのノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことに触れて「被爆者の平均年齢は85歳を超えている中、皆さんは直接話を聞ける最後の世代だ」と述べた。広島市中区の映像。
釧路市で行われた出動式。きょうから道内で一斉に始まった冬の交通安全運動では凍結した路面でのスリップ事故の防止や歩行者の安全確保、飲酒運転の根絶を重点目標にしている。道警釧路方面本部・堂前康本部長があいさつ。警察によると去年11月からことし3月までの5か月間に道内では車のスリップが原因で乗っていた人などがけがをする事故が645件起きている。冬の交通安全運動は今月22日まで行われ、警察は期間中冬用タイヤの早めの装着や車を運転する際はスピードを落として車間距離を十分に確保することなどを呼びかける。釧路警察署交通第1課長・近江千晶が「特に雪の降り始めは慣れない道でスリップ事故が増えるので気をつけてほしい」とコメント。
仙台から「てれまさ」で放送しているみやぎイチオシのコーナーを紹介。カツオの話題。宮城県気仙沼市はカツオの水揚げ日本一。気仙沼・唐桑、70年以上かつお節作りに取り組む工場の2代目・熊谷智範さん。かつお節作りは大まかに3工程、煮て骨を取る、いぶしながら乾燥させる「焙乾」、天日干し。いまでは全国でも数軒のみという手火山式によるかつお節作り。父親から教わった技術、「うまみを凝縮するにはこれ以上の方法はない」と伝えられた。
下関市では海外でのフグの消費を拡大しようと、フグの仲卸業者などで作る組合が毎年、米国・ニューヨークにトラフグを出荷している。市内の水産会社では今シーズンの出荷が始まり、真空の冷凍パックに入れた最高級のトラフグ約300キロを発泡スチロールの箱にこん包していた。水産会社によると、米国ではフグは毒を持つ魚というイメージが強く、出荷の際には毒が完全に取り除かれたことを示す保健所の証明書を添えているという。トラフグは、福岡から羽田を経由して米国・ニューヨークに空輸で届けられるということで、組合によると今シーズンも来年春までに例年並みの約1トンの出荷を見込んでいる。
会場となった萩市の椿西小学校では、萩沖の見島にある見島小学校と、45キロ離れた小川小学校から3校計50人の児童が集まった。光が点灯すると見島牛やフルーツなどがカラフルに浮かび上がり、子どもたちから歓声があがった。3校の児童が作った作品は、今月23日から来年1月5日の夜間、地元ボランティアの作品とともに会場のJR萩駅前で点灯される。
防災士は地域や職場で活動する防災リーダーを育成するために設けられた民間資格で、一定の研修を受け、試験に合格するなどして取得することができる。愛媛県によると、先月末の時点で県内の防災士は2万4835人と、東京都の2万4742人を93人上回り、初めて全国で最多となった。また、人口10万人あたりで見ても愛媛県が1861人、次いで大分県が1229人、高知県が948人と愛媛県が最も多くなっている。県内では特に松山市が、阪神淡路大震災をきっかけに南海トラフ地震などへの備えを進めようと費用を全額補助するなどして防災士の育成に取り組んでいて、ことし8月には全国の市区町村で初めて1万人を超えた。中村知事は「自然災害は激甚化・頻発化しており、南海トラフ地震の発生も懸念される中、防災士の役割はますます重要になっている。地域防災力のさらなる向上に取り組んでいく」とコメントしている。
プロジェクトは神奈川・鎌倉市のシャツメーカーと大手繊維メーカーの子会社、今治市の農業生産法人が進めている。きょうは今治市の約2500平方メートルの農場でことし5月から栽培してきた綿花の初収穫が行われた。衣料品の原料の綿花は、ほとんどを輸入に依存しているが、綿花の国際価格が高騰していることや、栽培から加工、流通の過程で多くの温室効果ガスや廃棄物を排出していることが課題になっている。シャツメーカーは、コストダウンや環境への配慮を進めようと原料の国産化を目指していて、今治特産のタオルの原料として綿花栽培に取り組んできた農業生産法人と連携することになった。瀬戸内の雨が少なく温暖な気候は綿花の栽培に適しているということで、栽培しているのは繊維が長くなめらかな肌触りが特徴の高級な品種で、収穫した綿花を使って製造したワイシャツは来年から販売される予定。
感染症データと医療・健康情報のサイトを紹介。インフルエンザの患者が全国各地で増えている。厚生労働省は全国的な流行期に入ったと発表した。
きょうは新発田市にあるJAの倉庫で、JA北新潟の経営管理委員会・齋藤松郎会長などがフードバンクの団体にコシヒカリなどのコメ3.1トンを贈った。JA北新潟は3年前からフードバンクにこうした寄付を行っていて、ことしはJAの合併に伴って、これまでの新発田市と聖籠町に加え、村上市、胎内市、関川村の農家約100人から集めたコメを贈ったという。JA北新潟によると、去年は約6トンを寄付したが、ことしは半分ほどにとどまっていて、天候不順などで収穫量が減った農家が多かったことや、夏のコメ不足が影響したとみられるという。寄付されたコメは5つの団体を通じて支援を必要としている世帯に配られる。
「やわ肌ねぎ」は柔らかい食感とみずみずしい甘さが特徴の長ねぎで、県内では下越と中越を中心に栽培され、4月から12月にかけて出荷されている。この時期収穫される秋冬シーズンの「やわ肌ねぎ」は低い気温と適度な湿度によって特に、甘みが強くなるとされていて長岡市で出荷の最盛期を迎えている。JAえちご中越によると、長岡市では17人の農家が約3.8ヘクタールの農地で秋冬シーズンのねぎを栽培し、今月末までに合わせて86トンほどの出荷を見込んでいる。猛暑の影響を受けた去年より、品質、収穫量ともに良好だという。