ことし9月の豪雨で大きな被害を受けた輪島市町野町にある地区に一つしかないスーパーマーケットが販売する商品を限定して営業を再開。もとやスーパーはことし1月の能登半島地震で停電や断水などの影響を受けたが休まず営業。ことし9月の豪雨で近くを流れる川が氾濫したため店が浸水、ボランティアなどの協力を受けて片づけ作業を進め、おととい約50日ぶりに営業を再開した。きょうも地元の住民が訪れパンや野菜などを買い求めた。現在は通常の6分の1のスペースで食品や生活雑貨など約100種類の商品を販売しているが今月30日からは1500種類ほどまで増やす。もとやスーパー代表・本谷一知が「この場所に可能性を感じている人がいる。自分の役割は何か問い続け再開すると決めた」と話した。
住所: 石川県輪島市町野町粟蔵73-2