能登半島地震や豪雨災害の被災地に修学旅行などの誘致を進めるための検討会の初会合が輪島市で開かれた。検討会は石川県と県観光連盟が設置、初会合には能登地方の6市町や地元の観光協会の担当者が出席。検討会では元日の能登半島地震やことし9月の豪雨災害の被災地の復興を見据え防災の取り組みを学ぶ災害学習を盛り込んだ修学旅行などの教育旅行の誘致を目指す。きょうの会議では輪島市や珠洲市の担当者が地震によって隆起した漁港の岸壁を見学できたり、珠洲市の観光名所「見附島」について、地震前と地震を受けたあとの状況を知ることができる教材を提供したりすることを検討していることを明らかにした。検討会では来年1月に意見をまとめる。