サンデーモーニング (ニュース)
ナフサ由来の資材なしでは成り立たない現場に、仕入先から値上げや出荷制限の通知が続々と来ている。クレバリーホームの菊間文弥常務取締役は、住宅価格が20パーセントから30パーセントは上がるのではないかとみる。ありとあらゆる住宅資材は石油由来のナフサを原料とする。千葉県君津市のクレバリーホーム展示場で菊間取締役が住宅のどこにナフサが使われているか説明。家の外回りだと雨どいや排水のマス、タイルの下にあるボンドはナフサ由来だという。家の中を見ても壁紙、照明のスイッチのプレート、断熱材などがナフサ由来。瓦の下地にある防水シートには50パーセント、床下の断熱材には40パーセントの値上げ要請が来ている。13日にはTOTOがユニットバスなどの新規受注の停止を発表。菊間取締役は、資材が一つ遅れると全部遅れていくなどとコメント。クレバリーホームは資材の値上げ分を6月まで自社で吸収する予定だが、それ以降は住宅価格への転嫁を検討。7日、高市総理は総理官邸で、原油および石油製品の必要量は確保されているなどと強調。東京都渋谷区で14日、日本塗装工業会の加藤憲利会長は死活問題に陥っているなど会見。窮状を訴えた塗装業界では、シンナーを通常通り入手した企業が2.7パーセントしかない。14日、赤沢亮正経産大臣が経産省で会見。シンナー不足について流通の目詰まりが原因だとした上で、サプライチェーンの調整を行うと日本全国に触れを出したのでこれで解消するなどと述べた。様々な石油製品についても目詰まりが解消する見込みが立つとしている。
