羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)
京都では紅葉が色づき始め多くの観光客が訪れている。一方で観光バスの路上駐車が頻発している。
京都は秋の行楽シーズンを迎え1年で最も賑わいをみせている。しかし、インバウンドの観光客が増えた影響で観光バスの路上駐車が増えている。五条通には客の乗降のための停車は認められているが、長時間の駐車は禁止されている。清水坂観光駐車場では来月10日までバスの駐車は事前予約制となっているが、あらかじめ予定が決まっている修学旅行で大手旅行会社に予約を取られてしまうという。路上駐車をしているのはほとんどが外国人を乗せた観光バスとなっている。京都市は路上駐車をする観光バスの運転手に注意や聞き取り調査を行う啓発員を配置している。観光客が時間通りに集合しないことも路上駐車が長引く一因となっている。ドライバーは「会社が駐車代を渋り、従うしかない」と主張している。京都市産業観光局・藤木祐介課長は「観光バスの路上滞留が発生することで道路斜線の一部が塞がれる。それが道路混雑の一因になる」と話す。
京都・嵐山の竹林の小径の前の道路には歩道が大混雑しており、渋滞が発生しやすいため駐停車禁止となっている。地元の商店街組合では見回りや注意の声がけをしている。