移住者急増 課題どう解決

2024年3月7日放送 16:51 - 16:57 NHK総合
午後LIVE ニュースーン カミングすーん! おとりよせ @千葉

千葉県の流山おおたかの森は、20年前から宅地開発が進められ、住宅価格の安さや手厚い子育て支援などを理由に共働きの若い世代が多く移住しているという。現在市の人口の3割が30~40代で、街の至る所で子どもたちの姿がみられるとのこと。2児の父親である峰松拓毅さんは、8年前に都内から移住してきたという。流山市では子どもの急増で小学校の受け入れがピークに達し、3年間で5つの小中学校を新設して頻繁に学区の変更を行ってきた。峰松さんの長男は春から小学生だが、学区の関係で長女の学校とは違う学校に行くことになったという。峰松さんは学区変更に疑問を持ったことから地域の課題に関心を持ち、他の保護者の声を聞くべくSNSを活用したグループを立ち上げた。その中で子どもたちの安全に関する懸念があがってきたという。通学路を歩く子どもの数が増え、車と接触しかけるトラブルも起こっているとのこと。峰松さんは通学路の危険箇所についてアンケートを取るなどし、共通の課題に向き合うことで移住者同士の連帯感が高まっていったという。そして寄せられた声をもとに、グループとして行政に要望を行った。その結果、歩行者用信号の青信号の時間を長くしたり、ドライバーに注意を促す道路標示の増加につながったという。現在グループの規模は1000人程になっているといい、峰松さんは「住みやすくて安全安心なまちづくりに少しでも貢献できればいいと思う」などと話した。


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流山(千葉)東京都流山おおたかの森駅

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