岸田首相はきょう能登半島地震の被災地を訪問。石川・輪島市の朝市通りや宅地が液状化した内灘町などを視察。岸田首相の視察は4度目で「国としても復旧復興に向け皆さんの未来に向けて努力を続けていきたい」と述べた。岸田首相は農林水産業の支援として、来月解禁のズワイガニ漁を震災前と同程度行えるよう施設の復旧を加速させる方針を打ち出した。また、輪島塗職人の支援として仮設工房の整備を加速し、岸田首相自身も今週末からの米国訪問で輪島塗の魅力を発信する考えを示した。液状化により傾いた住宅の修復支援を先行させる方針も示した上で「誰が政権をとっても、さらなる災害対策の強化は必要不可欠」強調した。