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箱根駅伝を占う全日本大学駅伝。先月の出雲駅伝を制した國學院大學など27チームが出場し、大学日本一を争う。序盤は混戦模様となったが、5区、國學院大學と中央大学の先頭争いに。その背中に、駒澤大学4年・伊藤蒼唯が迫り、先頭へ。リードを広げ、伊藤は、区間新記録をマークし、トップで襷を繋いだ。7区では、ことしの箱根駅伝で7区の区間新記録をマークし、復路優勝に貢献した佐藤圭汰が力走。一時10位と出遅れていた青山学院大学は、2月の大阪マラソンで学生新記録をマークした黒田朝日が追い上げ、区間新記録をマーク。順位を5位から2位に押し上げた。駒澤大学は最後までトップを譲らず、2年ぶり17回目の優勝を果たした。最終8区で青山学院大学を抜いた中央大学が20年ぶりの2位、國學院大學が4位だった。先月の出雲駅伝とは、トップ3がすべて違う大学に。箱根駅伝まであと2カ月。