NHKニュース7 （ニュース）
米国・トランプ政権は24日、中国との間で外交トップどうしの電話会談を行った。中国側に米国国民を第一に考える米中関係を追求すると強調したという。この日、トランプ大統領の姿は、米国・ロサンゼルス近郊に。山火事で被災した住民に寄り添う姿勢を見せた。一方、ホワイトハウスは1枚の写真をSNSに投稿した。「送還のフライト開始」の言葉と、軍用機に乗り込む人たちの姿。犯罪歴のある不法移民を、中米グアテマラに強制送還した。
首都ワシントンの動物園で公開が始まったのがジャイアントパンダで貸し出したのは中国。対中強硬派の外交トップ、米国・ルビオ国務長官が、中国・王毅外相と電話会談を行った。この中でルビオ長官は「米国の利益を推進し、米国の国民を第一に考える米中関係を追求する」と強調。対する王毅外相は、両国の意思疎通の重要性を強調した一方、「大国は大国らしくふるまい、世界の平和を守るべきだ」とけん制した。