木村多江の、いまさらですが… 小泉八雲~怪談 日本の面影を訪ねて~
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の人生を紙芝居で紹介した。1850年にギリシャの小島でアイルランド人の父とギリシャ人の母の間に生まれた。幼い頃に両親が離婚し、アイルランドの大叔母の元で育った。乳母から聞かされたおとぎ話で精霊などに興味を惹かれ、アニミズムの価値観を持つようになった。16歳の時に左目を強打して失明。1869年にアメリカへ渡り、新聞記者として働き始め、ニューオーリンズで多様な民族が融合したクレオール文化に魅了された。日本最古の歴史書「古事記」を読み、1890(明治23)年に来日。横浜で咲き誇る桜を見てアニミズムの感覚が蘇った。
