NHKニュース おはよう日本 (スポーツニュース)
リオデジャネイロ五輪柔道男子100キロ級で銅メダルを獲得した33歳の羽賀龍之介選手が現役を引退した。羽賀選手は「やりきった思いが強くあった。これ以上強くなることは難しい。維持することも含めて難しいと思ったので、引き際だと決意した」と語った。相手を跳ね上げる豪快な内股を持ち味に、2016年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得。決して平たんではなかった現役生活に別れを告げた。羽賀選手が記憶に残る大会として挙げたのは、東京五輪の代表を逃したあと、2020年に出場した全日本選手権。体重無差別で柔道日本一を決める大会で、100キロ級ながら初優勝を果たした。羽賀選手は今後、日本代表の特別コーチとして、後進の指導に当たる。