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中国政府が日本産水産物の輸入を事実上停止している問題で、自民党・小林政調会長は「冷静に対応する」と強調した。また木原官房長官は「引き続き中国側に輸出の円滑化を働きかけていく」と述べた。中国は福島第一原発の処理水放出に反発し、日本産水産物の輸入を停止したが今年6月、福島など10都県産をのぞく輸入再開を決め、今月上旬ホタテやナマコが発送されていた。中国がその輸入を事実上停止したことについて外務省幹部は「手続き的に一時止まっている」と説明したうえで「対抗措置とは言わずに嫌がらせしてくるのは常套手段だ」述べた。日中間の溝に政府与党内では「時間がかかる」との見方が広がっている。
