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花火大会で注意が必要な「人いきれ」について解説。この土日全国で花火大会がラッシュになる。27日には大分県の「べっぷ火の海まつり」、26日には「真岡市夏祭大花火大会」や、「隅田川花火大会」が開催される。隅田川花火大会は今年も95万人の観客が見込まれている。大会からは今月9日に暑さ対策への注意喚起があった。東京都の予想最高気温は明日から日曜まで35℃となっている。こういった猛暑と人混みで注意が必要なのが「人いきれ」の状態。意味は人が多く集まって体温や湿気でむんむんすること。横浜鶴見リハビリテーション病院の吉田勝明院長によると屋台やトイレに並ぶ時や駅からの行列や混雑した電車など人いきれになりやすい。人の皮膚の表面温度は32℃~33℃で、大勢が限られたスペースに集まると気温が+2℃に感じる。それに加え汗の蒸発、呼気、風通しの悪さで温度と湿度が上昇してしまう。前日からの対策が重要で、涼しい服装、ペットボトル2本以上、睡眠・休養をしっかり取り当日に臨む。また、当日は昼間から太陽を浴び続けると熱中症前状態になり、熱中症リスクが高い状態になるという。