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あす、神奈川・鎌倉市で5年ぶりに「鎌倉花火大会」が開催される。物価高騰、人件費UPなどで通常開催が困難となり、初のクラウドファンディングを行った。650万円の目標に対し、785万円集まった。全国各地では花火大会の中止が相次いでいる。埼玉・草加市「草加市民納涼大花火大会」は、花火代や警備費などの高騰により中止。埼玉・狭山市「入間川七夕まつり」は警備費の高騰、花火の燃えカス対策、安全対策に課題があり中止。他にも打ち上げ数を減らし、規模を縮小して開催する花火大会もある。。神奈川・川崎市「川崎市制記念多摩川花火大会」は10月に開催予定。財源3本柱は、市の予算約1億7000万円、協賛金約1000万円、有料席800〜900万円。去年も3本柱で費用を賄おうとしたが、人件費、資材費の高騰で約3400万円費用が増加。川崎市担当者は「花火大会の今後の存在には、新たな財源の柱が必要」とコメント。花火大会の財源に新たな柱として今年から初めて、クラウドファンディングで寄付を募った。目標100万円に対し、現在15万円集まっている。有料エリアは3500円〜3.5万円、去年より約1割値上げ。有料エリアの規模は拡大させず。多摩川花火大会(川崎市)川崎市の担当者・細井多さんは「有料席を増やせば財源になるが、無料ゾーンが減ってしまう。市民のための花火大会なので、増やすわけにはいかない現状」とコメント。来月8日開催予定、滋賀・大津市「びわ湖大花火大会」では、30万人の来場者を見込んでいる。事故防止&財源確保のため、有料エリアの定員数は去年5万人に拡大。今年はさらに6.2万人に拡大。去年、立ち止まり防止の約4メートルのフェンスを有料席を囲むように設置。地元住民からは「ばかげている誰のための花火大会なのか」などの声が上がった。担当者は「地元の人からはお叱りがあるが、事故無く安全な運営のため、今年もフェンスを設置」とコメント。