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岩手・宮古市にあるラーメン屋の女性は赤字覚悟で311円の中華そばを提供し、売り上げを寄付する理由について単なる語呂合わせじゃない。3月11日を忘れずに胸に刻んでいきたいという思いが一番と話してくれた。大船渡市にある鎮魂愛の鐘は津波で犠牲となった方々を追悼し震災の記憶を風化させないようにという強い思いから設置されたもので、きょう午後2時46分にもこの鐘が鳴らされたという。秋田から派遣された大曲仙北広域消防本部・角館消防署副署長は少しでも早く鎮火宣言が出て皆さんが安心できるようにしたいと話をしていた。一方で戻りたくても戻れずに今も避難生活を続けている方や900を超える住宅で断水が続くなどまだまだ深刻な状況。