NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
ホルムズ海峡はいつ安全に航行できるようになるのか、徳田デスクの解説。木曜、覚書ではアメリカは30日以内に海上封鎖を完全に終わらせて船舶の通行量はイランによって戦争前まで回復されるとしている。早速きのう、日本人乗組員を乗せた船舶がホルムズ海峡の外に退避し、原油価格の下落も伝えられた。しかし、60日後には通航料徴収の可能性があるとも伝えられている。さらにオマーンとの間で将来におけるホルムズ海峡の管理のあり方などを決めるため協議するとしているが、ホルムズ海峡がイランの外交政策の意のままに委ねられることにつながるとの懸念が指摘されている。イランでは約40日間の空爆で多数の政権幹部が死亡し、多数のインフラが破壊された。この対抗措置として3月上旬に踏み切ったのがホルムズ海峡の封鎖だった。イランにとってホルムズ海峡の封鎖は最大の交渉カードとなっている。ホルムズ海峡の封鎖は禁じ手だったが、イスラム体制を揺るがす事態になり、封鎖に踏み切った。世界経済を動揺させ、“覚書ではアメリカ側から大幅な譲歩を勝ち取った”と受け止められている。イランは今後ペルシャ湾周辺の国々を勢力圏とみなすようになるという見方もあり、強硬な姿勢で臨んでくる可能性がある。イランは船舶から船舶から金を徴収し、海峡の支配権を確立したい構えで、アメリカは通航料が徴収されないよう協議するとしている。60日という期限内に双方が一致点を見いだせるのか。
