ドキュメンタリー「解放区」 評価不能γ ワクチンの影
井澤由紀子は2021年8月に2回目のワクチン接種を受け、それ以来胸の痛み・頭痛・足の震えなど様々な症状に苦しんでいる。2022年10月、井澤は記憶障害にも悩まされ、取材陣のことを覚えてはいるが何を話しているかは分からないなどと明かし、自慢であった自宅の庭も手入れができなくなっていた。2023年7月、厚生労働省にて全国組織である新型コロナワクチン後遺症患者の会が被害の旨を訴えた。国は新型コロナワクチンの後遺症を認めていない。2023年5月、加藤勝信厚生労働大臣(当時)はワクチンの安全性において重大な懸念は認められないと評価されていると伝えていた。医療機関から報告があった接種後の副反応は約37600件であり、その殆どが評価不能とされ、国はγ記号で分類していた。ワクチン総接種回数は137億回であり、コロナワクチンに世界中が救いを求めた。2023年10月、京都では接種後に亡くなった遺族たちによる行進が行われた。2023年10月時点でワクチン接種後の死亡は2121件。遺族で作る繋ぐ会の会長である東は39歳であった長男を亡くしており、生前の体温計には41.5℃を記録しており、診断書にもワクチン接種が原因を否定できないと記されている。繋ぐ会と後遺症患者の会は国に薬害を認めたうえで謝罪と総額9000万円余りの損害賠償を請求する訴えを起こした。国は科学的に問題はないとするが健康被害との因果関係について殆どが評価不能のγとしていた。