夜バゲット 夜バゲット
映画「近畿地方のある場所について」の宣伝。ゲストに原作者の背筋が登場。映像化した自身の作品については最初はドキドキしながらどんなふうになるかと見ていたが、自分で書いたものとは思えないほど面白いと感じたという。映像化をしようという話がきた時には、書籍化の話が来ていた時点で驚いたと答え、映像化の話もきたときは騙されているのではと思ったという。映像にすることで多分に書けなかった部分も描けるんで世界を広げてもらえるという期待をもっていたという。また映像監督の大ファンだったこともあり、どう料理してもらえるか楽しみだったという。また今回脚本協力として参加しているが、映画づくりに携われて緊張しっぱなしだったと話した。さらに監督が作ってくれた話に整合性があっているか、またこだわったところには劇中に昔話の描写があるか、そこは書かせてほしいとお願いしたと答えた。
また今回の映画の主役は菅野美穂と赤楚衛二。配役について背筋は実力派であり、現実感がわかないほどだったと答えた。まだ原作では登場人物を色を持たせないようにしていたというが、映画版で俳優が演じたことによりキャラクター制が強まったと答えた。菅野美穂はオカルトライターを演じる。赤楚衛二は今回のある場所を探す雑誌編集者。原作者の背筋について菅野美穂は優しい人で本の内容と本人が噛み合わないといい意味で感じたという。赤楚はどうやってこの本を作ったのかと疑問に思ったと答えた。追い詰める強さを生み出す方法に背筋は、身近に感じられるような恐怖を意識していると答えた。また情報収集については友人や知人からの怖い話を聞いたりホラーが好きで、そこからアイディアを膨らませていくという。、またこの作品のアイディアについてはホラーのコンテンツが大好きで友人と話し合ったという。どうせなら自分で書いてみようと思い立ったと答えた。友人に自分が書いたとは言わずそれを見せたら好感触だったと答えた。また文庫版の近畿地方のある場所についてが7月25日に発売。背筋は単行本と映画とも内容の異なるという。