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「アルツハイマー型認知症」であることを公表した橋幸夫さん。先ほど、ステージ復帰しその歌声をファンに届けた。突如その病名が明かされたのは、先月のこと。所属事務所の社長が明かした病名は「アルツハイマー型認知症」だった、曜日や歌を忘れるなどの症状が出始めていた。長く日本の歌謡界を牽引し続けた橋幸夫さん。デビューは65年前、デビュー曲は潮来笠。日本レコード大賞新人賞受賞し、その2年後には吉永小百合さんとのデュエット曲「いつでも夢を」はレコード大賞を受賞。1960年代に活躍した舟木一夫さん、西郷輝彦さんと共に御三家として人気を博した。今年4月元気な姿を見せていた橋さんだが、病状は進行していた。先月31日には、左手に力が入らなくなり救急搬送されることに。診断は「一過性脳虚血発作」。入院を余儀なくされた。3日前、ようやく退院した橋さん。きょう行われた復帰コンサートには数十年来のファンが詰めかけた。幕が上がると笑顔の橋さんがそこにいて、度重なる病を感じさせない歌声を響かせた。震災時のボランティアが縁で入手した新米を半額で販売し、ファンと触れ合った。