馬と紡ぐ 僕らの夢

2025年8月24日放送 8:26 - 8:49 NHK総合
Dearにっぽん (Dearにっぽん)

北海道は厚真町、西埜将世さんの朝は放牧されている馬を探すところから始まる。栗毛が美しいカップくんは体重1トンを誇る「ばん馬」、おっとりした性格の相棒を連れて山林の所有者から依頼を受けて仕事をこなす。この日は間伐、大きな体で山道を縫って倒れた大木を引き、機械では通れない所も進んでいく。西埜さんは恵庭市出身、いわゆる氷河期を乗り越えて就職も林業における馬搬の重要性に気付き、退職してスウェーデンへ。一方のカップくんは「ばんえい競馬」で活躍していたが、行き場を失っていたところを西埜さんに引き取られた。
掛け声ひとつで仕事をこなす、人馬一体で北の大地を踏みしめて8年。西埜将世さんは「心の底からの感情と、声や態度が伴って初めて馬に伝わる」ことを実感しているという。年齢と共に感情表現を忘れてきていたが、馬がうまく動いてくれる時間を「真剣勝負」だと表現する。一方、少し気分屋のベテラン・ウクルくんを扱っているのは4年目の渡部真子さん。出身は神奈川県、大学を出て牧場に就職したが「本当にやりたかった事」を見失う。そんな時に出会ったのが西埜さんの馬搬、幼い娘を連れて厚真町へと移り住んだ。馬と夢を追う人々は、今日も深い森の中を行く。


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