高層ビル襲う「揺れ」その脅威と対策

2026年3月11日放送 14:05 - 14:17 テレビ朝日
ANN報道特別番組 東日本大震災から15年 東日本大震災から15年「災害と災害のはざま」 災間を知る。

東日本大震災の発生時、震源から遠く離れた東京都心では「長周期地震動」が起きていた。気象庁はこの長周期地震動を4つの階級に分類しており、階級4では立っていることができないとされている。階級4の揺れはこれまでに7回観測され、長周期地震動全体でみると2013年以降157回観測されている。長周期地震動は建物の高層階ほど揺れが増幅され、被害が大きく出るという特徴がある。東日本大震災時に長周期地震動を観測した新宿野村ビルでは、2016年に後付けで屋上に700トンの制振装置2基を設置した。揺れが生じると制振装置が揺れと逆の方向に動き、ビル全体の揺れが軽減されるという。また去年9月に開業した「BLUE FRONT SHIBAURA」では上層階と下層階を構造的に独立させており、2つの階は積層ゴムとオイルダンパーで連結されている。地震が起きるとそれぞれが打ち消し合うように揺れ、ビル全体の揺れを半分以下に抑えることができるとのこと。


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