100年に1度の再開発!渋谷はどう変わるのじゃ?の巻

2023年10月27日放送 23:15 - 23:29 NHK総合
漫画家イエナガの複雑社会を超定義 (漫画家イエナガの複雑社会を超定義)

今回は大規模再開発が行われている世界有数の巨大ターミナル「渋谷」について掘り下げていく。
渋谷は谷の地形にできた街。渋谷に街が誕生したきっかけは、1885年、現在のJR山手線の開通によって駅ができたことによる。その後、現在の田園都市線や東横線が開通し、ターミナル駅となっていった。東急電鉄の五島慶太は、駅と百貨店を融合させ大成功した師匠の小林一三を参考に、渋谷にもターミナルデパートを作ろうと計画した。1934年、渋谷に東横百貨店が誕生した。こうして渋谷に人が集まるようになっていった。戦後は闇市やワシントンハイツができ、音楽やファッションなどアメリカ文化の香り漂う賑わいのある街になっていった。高度経済成長期には東急と西武の百貨店競争が勃発し、さらに賑わいのある街となり、90年代には若者文化や最新トレンドの発信地へと進化した。また、90年代後半にはITのベンチャー起業がブームとなり、アメリカのシリコンバレーになぞらえて「ビットバレー」(渋い(Bitter)+谷(Valley))と呼ばれたが、ITバブルの崩壊や六本木ヒルズの開業などを理由に間もなく失速した。また、2000年代にはネット通販の広まりなどライフスタイルの多様化などを理由に百貨店の売り上げが低迷し始めた。そんな中で、今回の100年に1度の大規模再開発は始まった。きっかけは、副都心線の乗り入れで東横線が地下化したことによって跡地が生まれたこと。主な事業主の東急、渋谷区、東大、日大が連携し、渋谷の街のグランドデザインが練られたところ、経済優先から人のための街を目指すことが決まった。ハード面では、渋谷の街の上下の移動をスムーズにすることや、遊歩道の整備などが行われてきた。また、災害に強い街づくりのため、雨水貯水施設も作られた。ソフト面でのキーワードは「クリエイティブワーカー」。Googleなど大手IT起業が再開発エリアに集まりだしており、さらに、ベンチャー企業や個人のクリエイターの活動も活発化している。クリエイティブワーカーが集い、新たなビジネスも生まれだしている。クリエイティブワーカーたちの様々なノウハウやスキルが掛け合わされることで、新たなイノベーションが生まれていく。そうしたイノベーションは、日本の国際競争力の強化にもつながると考えられている。


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