出没!アド街ック天国 祐天寺 BEST20
14位は「かさね塚」。四谷怪談のお岩・番町皿屋敷のお菊と並ぶ江戸三大幽霊のひとり・累が、夫に殺されたのちに後妻を呪っていくという実話を元にした怪談「累伝説」。祐天寺の境内には累の怨霊を供養するために建てられた「かさね塚」がある。怨霊となった累を成仏させたのが祐天上人だという。かさね塚は大正15年(1926年)、浄瑠璃の七世清元延寿太夫、歌舞伎役者の六代目尾上梅幸・十五代目市村羽左衛門が建立。今も「累物」の演劇を上演する際には、演者は必ず参拝に訪れる。落語にも「累物」を題材にした落語「真景累ヶ淵」(作:初代三遊亭圓朝)がある。柳亭小痴楽が付き人をしていた桂歌丸が得意としていたという。とても長い噺で、柳亭小痴楽は「師匠がこの噺をやっている時間が寝られる時間だった」とコメント。
