バクタン 時を戻そう!あのヒット商品が生まれるまで (バクタン 時を戻そう!あのヒット商品が生まれるまで)
ファミリーマートの生コッペパン。これまで数々の人気パンを生み出してきたが、過去最高額の売上を叩き出したのが生コッペパン。発売3日で110万食突破。7ヶ月で売上100億円突破。現在累計4億食超え。大ヒットの裏にはある男の並々ならぬ情熱が。生コッペパン爆誕まで19300日。1973年、第1次オイルショックでトイレットペーパーの買い占め騒動などがあった頃、ファミリーマート1号店が埼玉県狭山市にオープン。当時のコンビニは弁当・おにぎりは販売しておらず、生鮮食品を中心に約1100品目を扱っていたという。コーヒーは創業当時から販売。弁当・おにぎりが増えていったのは1980年代。お客様とフランチャイズ加盟店本部とが家族的なお付き合いをしながら共に発展していきたいという想いからファミリーマートという名前が付けられた。1984年頃にはオリジナル商品販売。オリジナル商品はおにぎりのみ。1995年、オリジナルおにぎり販売から11年、初のオリジナルパンブランド「ふっくらパン」シリーズ誕生。その後も数年ごとにオリジナルパンシリーズを展開し進化させていった。2010年の「あの頃の思い出パン」シリーズでは懐かしいおやつをイメージした魚肉ソーセージドーナツやソフト麺ドッグなど全6種発売。2017年の「FAMIMA BAKERY」シリーズでは2021年創立40周年を機にファミマ・ザ・パンシリーズを発売。ファミマ・ザ・クリームパンをラインナップに追加するとシリーズ累計販売数1億食突破。2022年パン部門の人事も入れ替わり。この頃のパン部門には後に大ヒット商品となる生コッペパンを生み出した鈴木がいた。街に出た鈴木はたまたま見つけた生ドーナツを食べてみると独特なしっとり感に衝撃を受け生食感パンを作ろうとひらめいた。こうして生コッペパン開発が始動。チーム全体で理想の食感を共有。市場の生食感パンを買い漁り理想を追求。他の人の数倍食べた鈴木は生地を2つに分けて開発したほうがいいと気付く。そこで別々に生地を開発することに。工場で作れる生地にするため原材料の配合を数十パターン試し大量生産できる理想の生地を探してった。そして理想の生食感を追い求め工場へ何度も足を運び大量のコッペパンを食べた。研究開発から3ヶ月、生コッペパンが爆誕。しかし、正解のパンに合わせて工場ごとの条件を設定することが必要だった。全国各地の試作品全て試食した鈴木。開発スタートからおそらく1000個以上は生コッペパンを食べ続けた。
