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「HOKUSAI ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」の見どころを紹介。テーマは、「葛飾北斎から読み解く漫画とアニメ」。コレクターの浦上満さんに案内してもらう。第一章は読本の世界。読本は現代で言う小説のようなもので、北斎が描いた読本の挿絵がこのエリアで展示されている。椿説弓張月を紹介し、今の漫画のような演出がなされている。第2章は「波」。このエリでは富嶽三十六景 神奈川沖波裏を発表する前に描いてきた様々な波を表現した作品を展示。第3章で表現力。読本の挿絵でみられた光や動きを表現する集中線が使われている。葛飾北斎は人気絵師となり、200人を超える弟子がいたとされる。しかし一人一人に教えることができなかったために数多くの絵手本を作り、自らの技法や画法を残した。展示会では実際に最新技術で北斎の新たな魅力に迫る展示も。
第4章のテーマは北斎漫画。64年かけて15編作られていて、江戸時代の大ベストセラー。名所風景や動植物、妖怪など北斎の集大成ともいえる作品集。また北斎漫画には踊りをコマ撮りに描いた作品もあり、展示会ではその北斎の絵をアニメーションでみることができる。第5章は色彩。北斎の直筆の肉筆画が初公開。第6章は富嶽百景。富士山の歴史や風俗、風景が描かれる。展示会では富嶽の102図全てを展示。ま撮影スポットやここでしか手に入らないグッズもある。またナビゲーターはKing ＆ Princeの高橋海人さんがつとめる。