大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
共和党のトランプ氏の勝利で幕を閉じた米国大統領選挙。SNSやAI技術がどのように利用されていたのか。選挙期間中に現地へ赴き取材してきたのがAIエンジニア・SF作家・安野貴博氏。安野氏といえば7月に行われた東京都知事選挙に出馬し、政策に関する質問にいつでも答える自身のAIアバター「AIあんの」を駆使することで支持を広げ、15万票以上を獲得した。先月末から10日間の取材で安野氏が注目したのは、民主党陣営のボランティアが戸別訪問で利用するアプリの存在。このアプリでは戸別訪問するべき住宅にマークが示されていて、これまでの投票行動などの情報が一覧で見られる他、訪問する人との会話の例文も表示されるなど、効率化が図られていたという。共和党陣営が使用していたアプリ「i360」は、独自に収集した有権者のデータベースからトランプ氏に投票する可能性がある有権者の情報をAIが抽出し、投票を促す電話を効果的にかけることができる。選挙において様々な方法で利用されているIT。今後、その幅はどこまで広がっていくのか。