ひるおび! (ニュース)
ワールドシリーズ前日会見では、ジャッジも大谷翔平もお互いを褒め合っていた。現地取材で感じた大谷の様子について、スポーツニッポンMLB担当・柳原直之は「現地の取材記者は約100人。普段の2倍くらいの記者がいたので、私も取材場所を確保するためにダッシュした。(取材した印象については)気持ちが高ぶっているよう感じた。ダッシュ4本、ベースランニング3本など、普段では見られない様子も見られたので、期待が半分、心配が半分という印象」と話す。
ワールドシリーズ・ドジャースvsヤンキースの第1戦と第2戦の見どころについて、五十嵐は「上位打線vs先発投手」と指摘。AKIは「大谷vsコール投手。第2戦は山本投手vsヤンキース打線」と指摘。ワールドシリーズ第1戦のヤンキースの先発はゲリットコール投手。今季はレギュラーシーズンで17試合登板し、8勝5敗、防御率3.41。ポストシーズンでは3試合登板し、1勝0敗、防御率3.31。昨シーズンはサイヤング賞を受賞している。大谷との相性は、通算20打数4安打、打率2割、1本塁打で、2022年9月1日、エンゼルス時代にコール投手から逆転3ランホームランを放ち、MLB初の年間10勝30HRを達成した。第2戦のドジャースの先発は山本由伸。
ドジャースとヤンキースの直接対決は43年ぶり。東西名門球団の頂上決戦は、米国メディアも「まさにスターウォーズだ」と報じている。ロサンゼルスドジャースは、大谷翔平は勿論、ベッツやフリーマンと、MVPトリオというスターが揃っている。一方、ニューヨークヤンキースには20年首位打者のソト、22年MVPのジャッジ、17年MVPのスタントンがいる。ヤンキースのソトは「ソトシャッフル」を集中力が極限に達したときに発動する。またネスターコルテスは、投げそうで投げないフォームで、エンゼルス時代の大谷を抑えた。
米国メディアでは、ドジャースvsヤンキースを「ハリウッドvsブロードウェイ」や、「高速道路vs地下鉄」、「コカコーラvsペプシコーラ」と例えたりしている。ロサンゼルスとニューヨークについて、既にベッツがホストを務める番組「オンベース」にジャッジをゲストに迎えている。ベッツは「LAとNY、天気はどっちがいい?」と聞くと、ジャッジは「(苦い表情で)あー」とし、ベッツは「言うまでもないよね」と返した。食べ物についてベッツは「LAは最高でしょ?」と聞くと、ジャッジは「NYだな。毎晩違う店に行ってもどこでも最高に美味しい」とすると、ベッツは「でも大概、ドアの前でネズミが走っているじゃないか」とし、ジャッジは「そこの店が美味しい証拠だよ。前にいたら美味しいってわかる」と返している。
スター球団を応援するファンもスター揃い。ドジャースを応援するスターは、今月2度観戦しているブラッドピット、そしてトムハンクス。ヤンキースファンを公言しているのがジョージクルーニー、トムクルーズ。更に今月、ガーディアンズ戦を観戦していたのはテイラースウィフト。
航空旅行アナリスト・鳥海高太朗にスタジアムグルメの魅力を教えてもらった。ドジャースタジアムにはハンバーガーや、大谷の影響でたこ焼きが販売されるようになった。ヤンキースタジアムではハンバーガーや(ハッシュドポテトのような物)が販売されている。鳥海は「全体の質や種類の多さなどを考えると、ヤンキースタジアムの方がおいしい」という。しかし、ホットドッグに関しては「ドジャースタジアムが美味しい」という。