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狂言は室町時代に完成した庶民の生活や世相を滑稽に描いた喜劇。ふらっと狂言会は年配ファンが多い中、若い人にも気軽に鑑賞してほしいと始まった。主催は狂言師の六世野村万之丞さん。多くの来場者で長蛇の列ができたこの催し。会場には若い世代が多くみられた。20代以下のチケット代は2000円。公演の直前には、解説タイムを作って初めての人にもわかりやすく狂言の楽しみ方をアドバイス。舞台衣装や扇などを身に着けて狂言師と一緒に写真撮影が可能な体験フォトスポットなどがあった。今回5度目となるふらっと狂言会の観客は30代以下の観客が40％を占める。次回は今年10月に開かれる予定。