2025年6月12日放送 14:05 - 14:50 NHK総合

列島ニュース

出演者
和田哲 田代杏子 三條雅幸 石井隆広 坂下恵理 小野文明 武田健太 島田莉生 黒田賢 長瀬萌々子 
(オープニング)
オープニング

出演者が挨拶した。

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大阪府
熊本局 昼のニュース
独自 ”差別偏見問題など提言”会を設立へ

水俣病を巡っては今年に入って宇城市が全世帯に配布したカレンダーで水俣病を感染症とする誤った表現をした他、家庭教師のトライを運営するトライグループのオンライン教材に遺伝するという事実と異なる記述が見つかった。これを受け、水俣病を伝える活動を行っている患者の家族や教師などで作る複数の団体や個人が今後、差別や偏見を防ぐための取り組みを協力して進めていく方針であることが分かった。具体的には企業や自治体などの取り組みで水俣病に関する差別や偏見につながるおそれが生じた場合、企業側と一緒に原因を探って必要な助言をしたり再発防止に向けた提言などを行ったりする。水俣病の被害や歴史などについて学ぶ機会を提供することが狙いで、近くにも「水俣・差別偏見を考える会」を発足させるという。被害や歴史を伝える活動を行ってきた1人で、新たな会の代表を務める予定の吉永理巳子さんは「差別や偏見をなくしていきたい」などと話した。

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NHK仙台放送局NHK熊本放送局トライグループ千代田区(東京)吉永理巳子宇城市家庭教師のトライ水俣病水俣(熊本)
仙台局 昼のニュース
大規模地震を想定し防災訓練

宮城県沖地震から47年となる今日、仙台市で防災訓練が行われた。防災訓練はマグニチュード7.5の直下型地震が発生し、最大震度6強を観測した想定。警察や消防・自衛隊など約260人が参加した。1978年6月12日に起きた宮城県沖地震ではブロック塀の倒壊などによって宮城県で27人、福島県で1人の合わせて28人が死亡した。宮城県はこの日を「みやぎ県民防災の日」と定めている。倒壊した建物に人が取り残されたという想定の訓練では、消防と自衛隊が障害物を取り除いたり、逃げ遅れた人を救助したりする手順を確認していた。また、多くの負傷者が出たという想定でケガの程度に応じて治療の順位をつけるトリアージの訓練では、医師や赤や黄色の札を取り付けるなどしていた。

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みやぎ県民防災の日仙台市宮城野区(宮城)福島県自衛隊
愛好家が制作 シャドーボックスの作品展

同じ絵柄の紙を何枚も重ね合わせて絵を立体的に表現する「シャドーボックス」と呼ばれるアート作品を集めた展示会が、白石市の壽丸屋敷で開かれている。展示会には県内の愛好家49人の手による109点が飾られている。訪れた人は作品にじっくり見入っていた。この展示会は今月18日まで開かれている。

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鹿児島局 昼のニュース
奄美群島 広い範囲でサンゴ死滅

去年夏に海水温が上昇した影響で奄美群島のほとんどの海でサンゴの白化現象が確認された。白化現象はサンゴに共生して栄養を供給する「褐虫藻」と呼ばれる植物プランクトンが海水温の上昇などで失われる現象で、栄養を得られない状態が長く続くとサンゴは死滅する。奄美群島では地元自治体で作る協議会が毎年モニタリング調査をしていて、去年夏以降に行った調査結果が発表された。それによると、調査した118地点のうち111地点で白化現象が見られ、104地点で生きたサンゴが広がる面積を表す「被度」の減少が確認されたという。白化により死滅したサンゴの割合をみると、奄美大島全体では54.3%、沖永良部島の和泊町で60%、喜界島では9話地近くが死滅した海域もあったという。協議会によると、奄美群島では去年8月末まで台風の接近がなく、海水温の高い状態が長く続いたことが原因とみられるという。これからサンゴの産卵時期を迎えることから、地元の研究グループなどは生き残ったサンゴが弱っていないかや新たなサンゴが定着するかなど状態の確認を進めることにしている。

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水戸局 昼のニュース
技能実習生に先輩がアドバイス

鉾田市でいちごの育て方など農業を学んだ外国人が今の技能実習生たちに帰国後のキャリアなどについてアドバイスする座談会が開かれた。講師として参加したのは15年前に技能実習生としっていちご農家で農業を学んだ男性。 

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NHK水戸放送局いちご劉聖金彩の国匠事業協同組合鉾田市(茨城)
大型降雨実験施設 非常に強い風 再現機能追加

つくば市の防災科学技術研究所にある大型降雨実験施設に新たな機能が加わった。きのうは研究所の担当者が集まった報道機関に、内部に直径2mの大型送風機を4つ設置し、最大で秒速25mの非常に強い風を再現できると説明した。その後、1時間に300ミリの雨と秒速25メートルの風が同時に再現された。研究所では今後、市民を対象にこうした実験を間近で見てもらうなどの機会を検討することにしている。また、研究所によると近年はドローンや自動運転の技術開発の為、風も含めた厳しい気象条件を再現してほしいといった要望が民間から寄せられていたとして、こうした声にも対応したいとしている。

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つくば市(茨城)防災科学技術研究所
沖縄局 昼のニュース
”医師不在になるおそれ” 町議会が県に要請

与那国島における唯一の診療所の与那国町診療所は町が開設し、運営・管理を委託した地域医療振興協会が医師2人を派遣して診療にあたってきた。しかし町によると協会から医師の継続的な確保が困難なことなどを理由に来年4月以降の契約を更新しない方針が伝えられ、医師が不在になるおそれがあるという。こうした中、与那国町議会議員8人はきのう県庁を訪れて保健医療介護部の糸数部長と面会し、持続可能な医療体制の構築を求める意見書を手渡した。この中では医師の確保に町として対策する術がなく、県による直接的な支援と関与が不可欠だと指摘した上で、県立の診療所への移行や離島僻地医療への支援体制の強化を求めている。

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長崎局 昼のニュース
長崎くんちを題材の能 力強い演出で観客魅了

長崎くんちを題材にした能の上演会が長崎市で初めて開かれた。また、能のほかに、狂言師の野村萬斎さんと野村裕基さん親子による狂言も上演された。舞台を企画した森本哲郎さんは「長崎に能を普及されたい」などと話した。

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福島局 昼のニュース
浄土平でワタスゲ見ごろ

福島市の浄土平湿原では、群生するワタスゲが一斉に白い綿毛を付け、訪れた人たちに初夏の訪れを告げている。ワタスゲは標高の高い湿原に群生するカヤツリグサ科の多年草で、花が咲き終えた後に直径3cmほどの綿毛を付ける。環境省が設置する浄土平ビジターセンターによると、今年は大雪の影響で花の開花や綿毛に変わるのが去年よりも遅れ、湿原を白く染める姿は今週に入りようやく見頃を迎えたという。浄土平湿原のワタスゲは今週いっぱいまで楽しめる。

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被災者励ます応援歌

大阪出身の歌手・奥野ひかるさん。能登地方の仮設住宅などで、月2回、ライブを続けている。東日本大震災以降、全国の被災地を1300回近く慰問している。去年9月からは、能登地方を何度も訪れてきた。被災者と会話を重ね、半年かけて応援歌を完成させた。

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能登半島地震 被災者励ます応援歌

能登半島地震の被災地で活動する歌手について、三條は、膝を曲げて被災者と話をしている姿から、本当に丁寧に被災者の声を聞いているという印象を受けたなどと話した。田代は、歌を聴いている人々の表情から、どれだけ心に響いているかが伝わってきたなどと話した。歌手の奥野ひかるさんは、今後、被災者1人1人に向けた新たな応援歌を作る予定だという。完成はことし9月頃になるという。

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(気象情報)
列島LIVE

茨城県石岡市のフラワーパークの映像を伝えた。季節の花を楽しむことができ、現在はバラが咲いているという。この時間の茨城県は雲が広がっている。

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いばらきフラワーパークバラ石岡(茨城)
列島このあと天気

全国の天気予報を伝えた。

列島リポート
絶滅危惧種のトンボを守りたい

ベッコウトンボは絶滅危惧種だ。その保全活動とトンボの姿を追った。視線の先にはベッコウトンボ。4枚の羽に黒い模様があるのが特徴。山口市阿知須にあるきらら浜自然観察公園でベッコウトンボを見る事が出来る。この公園には多くの野鳥等が生息している。ベッコウトンボは浅い池を好む。この公園はベッコウトンボの貴重な生息場所となっている。この公園の自然観察指導員・寺本明広さんはベッコウトンボが生息する環境を守っている。環境省から許可を得てベッコウトンボの人工飼育に取り組んでいる。園内でも6匹しか確認出来ない事もあった。人工飼育はまず、メスを捕まえて卵を産ませる。さらに、ヤゴを育てる。卵から成虫になるのはごくわずか。晴れた風のない日、羽化の瞬間を撮影出来た。約3時間かけてヤゴからトンボへと姿を変えた。トンボはべっこう色。今年は72匹が羽化した。寺本さんは「ホッとした。」等とコメントした。

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きらら浜自然観察公園ベッコウトンボ環境省阿知須(山口)

5月3日。ベッコウトンボの観察会を開いた。来園者は「楽しかった。」、「柄が綺麗。」等とコメントした。寺本さんは人工飼育を続けながら見守りたいと考えている。

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ベッコウトンボ山口県
絶滅危惧種 ベッコウトンボを守りたい

山口でベッコウトンボを守る活動をしている男性についてのトーク。三條雅幸は「羽化直後、神秘性を感じた。」等とコメントした。田代杏子は「ベッコウトンボを捕獲する事は法律で禁止されている。」等とコメントした。

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列島ぶらり旅
豊かな水の秘密を探して

今回の舞台は北海道・奥尻島。まずは島で釣りのツアーをしている工藤哲史さんに同行し、カヤックに乗って釣りを体験。海水温が上がっていないこの時期は釣れる魚の種類が多いという。入内さんはアイナメを釣り上げた。釣った魚は工藤さんが調理。工藤さんはイタリアンレストランもやっているという。工藤さんが作ったアイナメのカルパッチョを食べた入内さんは「美味しい」などとコメントした。

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アイナメ奥尻島江差町(北海道)

奥尻島周辺の水の綺麗さの秘密を探るべくブナ林へ。その道中で水田を発見した。島の稲作の歴史は明治20年頃まで遡り、道内の離島で唯一稲作をしているとのこと。海老原浩さんは11年前から酒米も作り始め、島の米と水を100%使った日本酒が完成したという。

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ブナ北海道奥尻島

ガイドの外崎雄斗さんの案内でブナ林へ。島の山林の6割以上はブナの原生林になっている。ブナの葉は分解されるスピードが遅く、その影響で土壌は数年分の落ち葉の層がスポンジのようになって水を蓄えているとのこと。さらにろ過装置の役割も果たし、時間をかけて水を綺麗にするという。最後は外崎さんオススメのブナの老木へ。外崎さんは「ここに来るたびにブナへの感謝を伝えてブナの役割や偉大さをちょっとでも伝えられたらと思っている」などと話した。

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