ベッコウトンボは絶滅危惧種だ。その保全活動とトンボの姿を追った。視線の先にはベッコウトンボ。4枚の羽に黒い模様があるのが特徴。山口市阿知須にあるきらら浜自然観察公園でベッコウトンボを見る事が出来る。この公園には多くの野鳥等が生息している。ベッコウトンボは浅い池を好む。この公園はベッコウトンボの貴重な生息場所となっている。この公園の自然観察指導員・寺本明広さんはベッコウトンボが生息する環境を守っている。環境省から許可を得てベッコウトンボの人工飼育に取り組んでいる。園内でも6匹しか確認出来ない事もあった。人工飼育はまず、メスを捕まえて卵を産ませる。さらに、ヤゴを育てる。卵から成虫になるのはごくわずか。晴れた風のない日、羽化の瞬間を撮影出来た。約3時間かけてヤゴからトンボへと姿を変えた。トンボはべっこう色。今年は72匹が羽化した。寺本さんは「ホッとした。」等とコメントした。
5月3日。ベッコウトンボの観察会を開いた。来園者は「楽しかった。」、「柄が綺麗。」等とコメントした。寺本さんは人工飼育を続けながら見守りたいと考えている。
5月3日。ベッコウトンボの観察会を開いた。来園者は「楽しかった。」、「柄が綺麗。」等とコメントした。寺本さんは人工飼育を続けながら見守りたいと考えている。