2025年6月11日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース
徳島局 警察官になりませんか?あの手この手で採用活動

出演者
和田哲 土方康 田代杏子 瀬戸秀夫 松田利仁亜 高瀬耕造 近田雄一 中澤輝 浅野達朗 中村信博 坂下恵理 伊田晃都 河畑達子 村田修一 
(オープニング)
オープニング

キャスターらのオープニングの挨拶。

(気象情報)
気象情報

名古屋の中継映像と天気予報を伝えた。

金沢局 昼のニュース
大雨に備える 金沢市で救助訓練

梅雨の時期を迎え、川が溢れて孤立集落に取り残された人がいるなどという想定で、消防が救助方法を確認する訓練が金沢市で行われた。金沢市の駅西消防署と隣接する内灘町消防本部の隊員、合わせて30人が参加した。始めに隊員たちはカメラがついたドローンを飛ばし、上空からの映像で要救助者の場所を確認した後、ゴムボートで救出に向かった。また、橋が崩れて集落が孤立したという想定の訓練では、約30m離れた対岸にロープをはって、要救助者を救出していた。

七尾市の小学校 デジタル活用の体力テスト

七尾市の山王小学校でデジタル集計システムを活用した体力テストが行われ、子どもたちが自分の総合的な体力を確認した。今年は能登半島地震からの復興を支援するIT企業の協力を得て、デジタル集計システムを初めて活用した。きょうは小学4年生~6年生までの約170人が、20秒間の反復横跳びや、30秒間の上体起こしなど4種目を行い、測定した記録をその場で入力して、自分の総合的な体力の評価を確認したり、全国平均の数値と比べたりしていた。また、測定結果をもとに、記録を更新するためにどのような練習をすればいいか紹介する動画も見ることができ、子どもたちが楽しみながら参考にしていた。

“日本酒の神”の酒蔵と金沢大学生が酒造り

金沢大学の学生が現代の名工にも選ばれた杜氏の農口尚彦さんの酒蔵と共同で開発した日本酒が完成し、きのう報道陣に御披露目された。農口さんは小松市の酒蔵で酒造りを続けていて、この酒蔵は去年1月から金沢大学の学生と日本酒の開発を進めてきた。きのう披露された日本酒は有機栽培された酒米と、農口さんの代名詞とも言える「山廃仕込み」という手法を組み合わせて造られ、フルーティーな香りや爽やかな酸味が特徴。学生たちは酒蔵の見学や田植えへの参加などを通じて、酒造りについて学んできたという。

松江局 昼のニュース
松江 堀川の水 事前放流で浸水被害減

大雨の際に松江市内の浸水被害を減らそうと、島根県と松江市は今年度から堀川の水を宍道湖や大橋川に事前放流する取り組みを、本格的に行っている。去年7月、大雨で松江市中心部を流れる堀川の上流にある非津川が氾濫し、松江市黒田町や春日町では、道路が冠水した他、床上浸水などの被害が出た。今年4月に事前放流のための要領を改訂し、水位が上がっていなくても排水ポンプや水門を操作して、堀川の水を事前放流できるようにしたという。最大で約7万4000立方メートルの水を事前放流できるということで、実施前に堀川遊覧船を運航する団体などに通知することにしている。

青森局 昼のニュース
大雨のシーズン前に氾濫など防ぐ対策確認

本格的な大雨のシーズンを前に、国土交通省の青森河川国道事務所や県や地元自治体、水防団などが県内の水害リスクがある河川を巡回する取り組みが始まり、初日のきょうは津軽地方を流れる岩木川で、河川の氾濫などを防ぐ対策を確認した。このうち、五所川原市にある堤防には河川国道事務所や市の職員、防災ボランティアなど20人余が集まった。河川国道事務所の担当者が参加者に対し、堤防が比較的低く最初に氾濫するリスクが高いとされる危険か所に該当する部分や、堤防の崩壊などのおそれがあり、特に点検が必要な重要水防か所があることを説明した。そして「大雨の時には土のうを積んだり、堤防に防水シートを張ったりして、水害への対策をとる必要がある」と説明した。

岡山局 昼のニュース
参院選2025 夏の参議院選挙へ 掲示板の設置作業

今年夏の参議院選挙に向けて、候補者のポスターを貼る掲示板の設置作業が岡山市できょうから始まった。岡山市北区の岡山市役所前では、午前9時から市の選挙管理委員会から委託された業者が掲示板を取り付けた。設置された掲示板には、候補者8人分のポスターを貼ることができる。また、掲示板に記載されている2次元コードからは、岡山市選挙管理委員会の特設サイトにアクセスして、選挙に関する情報を確認することができる。岡山市選挙管理委員会では、掲示板を市内994か所に設置する予定で、今月24日までに設置を完了することにしている。

消防が水難事故に備え 救助手順の確認訓練

夏のレジャーシーズンを前に、水難事故に備えて新見市の高梁川で、消防が救助の手順を確認する訓練を行った。新見市消防署では川での水難事故に備えて、毎年この時期にゴムボートを使った救助訓練を行っている。訓練は岩場や対岸に人が取り残されたという想定で行われ、弱い雨が降る中、署員たちは川の流れや岩などの障害物に注意しながら、慎重にボートを操作して、取り残された人がいるところに近づき、救助する訓練を行った。また、川で人が流されたという想定の訓練も行われ、ボートから川の中に飛び込んだり、ロープを投げたりして、流された人を救助してボートに引き上げる手順を何度も確認していた。新見市内の高梁川では、川で遊んでいた人が溺れて死亡する事故が、去年とおととしそれぞれ1件ずつ発生している。

(列島ニュース)
感染症データと医療・健康情報

きょうはリンゴ病について見ていく。リンゴ病は伝染性紅斑と言われるが、都道府県ごとの感染状況を見ると、前の週よりも増えていることを示す赤よりも、少なくなっている青を示す矢印の方が多いが、かなりの流行状況が依然として続いている。感染状況の推移を表したグラフを見ると、5月になって一気に増えたことがわかる。国立健康危機管理研究機構によると、5月18日までの1週間、全国から報告された1医療機関あたりの患者数は、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降で最も多くなった。5月の下旬から6月1日にかけての最新のデータでは少し減少してはいるが、それでも引き続き患者数が多く流行が続いている状況となっている。1医療機関あたりの患者数を都道府県ごとに見てみると、山形県で5.81人、栃木県で5.63人、北海道で5.12人などと、依然として多い状況は続いている。厚生労働省は、妊娠中で多くの子どもと接する機会のある職業の人は特に注意が必要だとした上で、流産や胎児の異常を防ぐために、風邪のような症状がある人との接触をできるかぎり避けて、手洗いやマスクの着用など、基本的な感染対策を行うよう呼びかけている。

大阪局 昼のニュース
森友文書 財務省が2回目の開示

森友学園に関する財務省の決済文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員の妻に、きょう関連文書の2回目の開示が行われた。職員が自筆で記録を残していたとみられるノートなど、合わせて9000ページ近くが開示され、改ざんの詳しい経緯が明らかになるかが焦点となる。妻は今朝、弁護士とともに財務省を訪れ、関連文書を受け取った。関連文書の開示はことし4月に続いて2回目。きょう開示さえrたのは、国有地が大幅に値引きされて売却されていたことが明らかになってから、改ざんに至るまでに職員が携わっていた業務に関する、メールや応接録、手元でとりまとめていたとみられる文書など。職員が自筆で記録を残していたとみられるノートには、会計検査院とのやりとりなどの業務について記されている。2021年には職員が残したいわゆる「赤木ファイル」が開示されているが、改ざんに至った詳しい経緯はわかっておらず、新たな事実が明らかになるかが焦点となる。

大阪北部地震から7年 小学校で命を守る授業

大阪北部地震からまもなく7年になるのを前に、大阪・高槻市の関西大学初等部の小学校で、地震の際に命を守る行動について話し合う防災授業が行われた。7年前の地震で、高槻市内ではブロック塀が倒れて小学生が亡くなったことや、ガスや水道などが止まったことなどを振り返った。続いて震度7の揺れを観測する地震を想定し、1人で自宅にいる時にはどう行動するか、グループに分かれて話し合った。1人で避難する際には、メモに書いたり災害用伝言ダイヤルを使ったりして、自分の安否や居場所を家族に知らせるアイデアも出された。

モリヤマメロン 出荷が最盛期

滋賀県守山市で、特産のメロンの出荷が最盛期を迎えている。守山市では40年余前にメロンの栽培が本格的に始まり、今も約20軒の農家がモリヤマメロンのブランド名で販売している。今年も今月2日から出荷が始まり、今朝は約2500個のメロンが地元のJAの選果場に持ち込まれた。選果場ではJAの職員が、専用の器具を使って糖度を計った後、大きさごとに分け、箱詰めしていた。今年は先月下旬ごろから、昼夜の寒暖差が大きかったことから甘いメロンになったという。モリヤマメロンの出荷は8月上旬まで続く。

福岡局 昼のニュース
福岡 国体道路の陥没 復旧終わり通行再開

きのう陥没が見つかった福岡市中央区今泉の通称国体道路は、復旧作業が終わり、通行止めは午前7時前に解除された。国体道路ではきのう午前、縦横約1.5mの穴が確認された。その後、穴は縦4m、横2mほどに広がり、福岡市は周辺を全面通行止めにしたうえで、緊急点検と復旧作業を進めた。福岡市によると、陥没した場所と別に周辺で見つかった2か所の空洞も埋め戻したという。現場近くでは福岡市が先月から浸水対策の「雨水管」を埋める工事を進めていたということで、市は工事が影響した可能性も含め、陥没の原因究明を進めることにしている。

岡垣町の園児 プロレスラーと交流

岡垣町の中部保育所でプロレスラーとの交流会が開かれ、園児たちが一緒に運動や綱引きをして楽しんだ。中部保育所を訪れたのは、九州、沖縄を中心に活動している九州プロレスの桜島なおき選手。きょうは始めに桜島選手がスクワットを披露。この後、園児たちもこの動きを真似して元気に体を動かしていた。また、綱引きでは園児のグループが桜島選手を相手に懸命に綱を引っ張り、桜島選手が倒れると大きな歓声が上がっていた。中部保育所は外部と交流する活動を定期的に行っていて、今回は体を動かすことをテーマに九州プロレスの選手に来てもらった。

列島ニュースアップ
警察官の受験者減少 徳島県警 採用の最前線

徳島県警の採用パンフレット「POLICE」。思い切ったデザインの背景には受験者の減少に対する危機感があった。徳島県警では採用試験の改革にも乗り出し、試験の体力測定の「合否」基準を撤廃した。背景にあるのが受験者減少に対する深刻な危機感がある。国が定める治安維持に必要な定数を都道府県毎に定めており徳島県警は1535人を求められているが受験者の減少が続けば定数維持できない危機感がある。徳島県警の採用パンフレットはこれまでの堅いイメージをガラリと変え、雑誌のように目をひくデザインを目指した。

高松局 昼のニュース
製麺会社の新工場着工式

うどんをはじめとする乾麺の需要増加に対応しようと高松市の製麺会社が新たな工場を設けることになり、きょう着工式が行われた。新工場は1日あたり14トンの乾麺を製造することが可能で、現在の工場と合わせると生産能力は1.7倍となる。この会社では国産小麦を使った乾麺を生産し全国各地の小売店などに卸しているほか、台湾・中国・フランスなど20以上の国や地域に輸出している。新工場は来年12月に完成予定。

浴衣の正しい着付け 中学校の授業で学ぶ

夏祭りシーズンを前に日本文化に親しんでもらおうと、正しい浴衣の着付けを学ぶ授業が高松市の中学校で行われた。生徒たちは6つのグループに分かれ、講師から浴衣の部分ごとの呼び方や正しい着方について説明を受けた。続いて実際に浴衣を羽織り生徒たちはなれない手つきで苦戦しながらも講師に手伝ってもらいながら着付けを覚えていた。

山口局 昼のニュース
随意契約の備蓄米 販売始まる

随意契約による政府の備蓄米の販売が山口県内でも下関市の一部のドラッグストアで始まった。下関市の「コスモス薬品」の15店舗では令和4年産の備蓄米5キロ税込み1980円で事前告知せず開店と同時に販売。用意した分は昼までに売り切れた。この会社では備蓄米2万トンを購入していて下関市以外の店舗でも販売を始めるほか、県内の備蓄米の販売は「フジ」もあすから2店舗で開始するなど他の小売にも広がっていく見通し。

参院選2025 参院選で使われる投票用紙の印刷

この夏に行われる参議院選挙で使われる投票用紙の印刷がきょう山口市で行われた。この夏の参議院選挙について県選挙管理委員会は公示日を来月3日、投票日を来月20日の想定で準備を進めている。きょうは「選挙区」と「比例代表」の投票用紙計約232万枚が印刷され、きょうのうちに県内19市町の選挙管理委員会に発送される。

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