- 出演者
- 星野圭介 瀬戸秀夫 松田利仁亜 柴田拓 山口勝 高瀬耕造 宮崎大地 白鳥哲也 坂下恵理 保田一成 塩崎実央 山中翔太 前嶋紗月 戸崎悠斗
オープニングの挨拶。
静岡の中継映像と全国の気象情報を伝えた。
韓国の大統領選挙で革新系の共に民主党のイジェミョン氏が当選し、新大統領に就任したことについて、大阪・生野区にあるコリアタウンでは日韓関係のさらなる改善を期待する声が聞かれた。
和歌山県知事選挙で初当選した宮崎泉新知事が県庁に初登庁し、意気込みを語った。宮崎知事の任期は令和11年5月末までの4年間。
浜松市中央区の市道の交差点を走行していた車が東名高速道路上に転落し、子ども2人が現場に放置された事故で、2人が育児放棄などの虐待を受けているおそれがあるという情報が、事故の前に児童相談所に寄せられていたことが、捜査関係者への取材でわかった。警察は無免許で運転した上、車を放置して立ち去ったなどとして、自称・静岡県御前崎市の無職の容疑者を道路交通法違反の疑いで逮捕し、きょう静岡地方検察庁浜松支部に送った。また交際関係にあったとみられる容疑者をかくまったとして逮捕された女の容疑者も検察に送った。当時、転落した車には女の容疑者の子どもとみられる8歳と7歳の小学生のきょうだいが乗っていて、現場に置き去りにされていたが、いずれもけがはなかった。警察は事故当時、きょうだいが容疑者と一緒にいたいきさつについても調べている。
伊豆市土肥地区で栽培され「幻の白びわ」と言われる貴重なびわが、今年も収穫時期を迎えている。白びわは伊豆市土肥地区で明治時代から栽培されている貴重なびわで、果肉が白っぽく濃厚な甘みが特徴。ことしも5月下旬ごろから収穫の時期を迎え、5日間限定の白びわ狩りが始まった。今月1日には朝から多くの観光客が訪れ、熟した実を選んでは摘み取り、濃厚な甘みの実を美味しそうに頬張っていた。かつては土肥地区で盛んに栽培されていたが白びわだが、伊勢湾台風の影響などで生産者が減り、現在はわずか130本ほどになった。白びわ狩りは今月の7日と8日に行われ、白びわがなくなりしだい閉園となる。
プロ野球・巨人の終身名誉監督で国民的人気を博した長嶋茂雄氏が亡くなったことを受けて、その功績をたたえ惜しむ声が広がっている。このうち垂水市の酒造会社の森覚志社長は、1990年代ごろから毎年、宮崎県での巨人キャンプを訪れ、長嶋氏との交流を続けてきた。交流は共通の知り合いを通じて始まった。長嶋氏から背番号「3」があしらわれたジャケットやバットなどが、サイン入りで贈られ、森社長も新酒の時期に焼酎をプレゼントするなど、親交を深めていった。
山形県を襲った去年7月の豪雨で、警察官が新庄市本合海で救助を求める通報を受け、パトカーで救助に向かう途中に、氾濫した川の濁流に流されて死亡したことをめぐり、県警が救命胴衣を着用させていないなど、安全配慮義務違反があったとして、遺族は県に対し3160万円余の賠償を求めて山形地方裁判所に訴えを起こした。訴えを起こしたの当時、新庄警察署の巡査部長だった佐藤颯哉さんの両親。遺族は「仮に勝訴しても息子が生き返るわけでもなく、警察を非難したりおとしめたりすることが目的でもない。訴えを通じて警察官の命と安全がより確保され、よりよい警察組織になることが殉職した警察官の望むことだと考えている」としている。山形県警察本部監察課はNHKの取材に対し「訴状の内容を確認し、適切に対応してまいります」とコメントしている。
山形大学はウズベキスタンの経済発展をさらに支援しようと、JICA(国際協力機構)と協力して、学生や教職員を青年海外協力隊などとして海外に派遣することになった。あすJICAと覚書を結ぶ予定で、東北地方の大学としては初めてとなる。山形大学は1年で70万人を超える人口増加と、毎年5%余の経済成長を続ける一方、高い失業率などの課題も抱える中央アジアのウズベキスタンに対して、現地の起業家の経営指導などを行ってきた。派遣の対象は20歳~69歳までの山形大学が推薦する学生や教職員などで、JICAが年間8人を上限に青年海外協力隊などの隊員として採用するという。隊員は大学が現地で実施する起業家や経営者向けの育成プログラムのサポートなどにあたる。去年までに全国48の大学で同じ枠組みがある。
視覚障害者の「街歩き」を支援する最新のテクノロジーについてだが、その舞台が大阪・関西万博の会場。大阪・関西万博の会場には、大屋根リングなど広い範囲に点字ブロックが設置されていて、その中にQRコードがついているブロックも設置されている。このQRコードを専用のアプリで読み込むと、点字ブロックを辿って到着できる場所が目的地として画面に表示される。その目的地を音声の読み上げ機能などを使って選ぶと、カーナビのように案内してくれる仕組みになっている。喋って道案内をしてくれる点字ブロックということで、万博会場に導入されている。このアプリは視覚障害がある当事者たちの呼びかけで導入された。視覚障害がある人たちを支援するもう1つのテクノロジーは、AIスーツケースという名前のロボット。中にはコンピューターやバッテリーなどの機器がぎっしりと詰まっている。利用する人がAIと音声でやりとりをして目的地を決めた上で、取っ手を握るとスーツケースが自動で動きだして、人や障害物をよけながら案内する仕組み。万博ではいろんな人が行き交う中で、実用化を目指して混雑する場所などでの動きを確認する実証実験が続けられている。1970年に行われた大阪万博では、動く歩道や電気自動車などが最先端の技術として紹介されて、その後、広く普及した。今回取材した視覚障害がある人を支援する最新のテクノロジーも今後、社会に普及していくのか注目。
随意契約で売り渡された政府の備蓄米について、福岡市に本社を置くドラッグストアの運営会社が、きょうから福岡県内を中心に店頭での販売を始めた。価格は5kg税込み1980円で、会社によると九州では初めてとみられるという。コスモス薬品は令和4年産の備蓄米2万トンを随意契約で調達した。取引先の卸売業者が精米作業を行った。販売の事前告知は行わず、当面1人あたり1点の購入制限を設ける。随意契約による備蓄米の販売が首都圏の大手スーパーなどで始まっている。今後、国内約1600店舗で順次販売を広げていく計画。
北九州市の旦過市場で昨夜、水防訓練が行われ、商店の関係者らが浸水防止の板を設置する手順などと確認した。市民の台所として親しまれている旦過市場は、小倉北区の中心部を流れる神嶽川の川沿いに立地している。2009年と2010年の大雨では、増水した川の水が流れ込み、多くの店舗が被害を受けた。きのうはほとんどの商店の営業が終わった午後6時頃から、関係者が参加して訓練が始まった。旦過市場では3年前の大規模火災の以前から施設などの再整備事業が計画され、現在、神嶽川沿いの治水対策を含めた事業が進められている。
随意契約で売り渡された政府の備蓄米が、きょうから日田市のドラッグストアの店頭でも販売が始まった。福岡市に本社があるこのドラッグストアでは、随意契約での備蓄米の売り渡しを申請し、令和4年度産の備蓄米2万トンを購入した。販売価格は1袋5キロで税込み1980円。このうち日田市の店舗には40袋が用意された。店では混乱を防ぐため、事前の告知をせずに販売を始めたが、午前10時に開店すると訪れた客が次々と購入していた。
危険な暑さから身を守り熱中症を防いでもらおうと、大分県は今月から「熱中症一時休憩所」の設置を進めていて、今年は新たに金融機関からも協力が得られることになった。このうち大分信用金庫では、きょうから県内に20ある全ての支店を「熱中症一時休憩所」にした。これに合わせて全ての支店に、冷たい水を無料で飲むことができるウォーターサーバーを設置した。熱中症一時休憩所には青いのぼり旗やポスターが掲げられ、冷房のきいた涼しい場所で座って休憩ができる他、水分補給のための自動販売機などが設置されている。県によると県内には、きょうの時点で675か所に設置され、今後も増える見込み。
この春、神奈川県真鶴町にオープンした助産院。県西部に位置する真鶴町は相模湾に突き出した小さな半島の町で産科の病院などお産ができる施設が長らくあり得なかった。その町の母親たちの声を受け開業までこぎつけたベテラン助産師の挑戦を取材した。助産師の岩田美也子さんは「やっとやっとやっと実現してほっとしている」と話す。開業するにあたり資金繰りがネックに。湯河原町の古民家を活用する予定だったが改修費用に1億円かかることが判明し断念。次に真鶴町の空き地に建物を新築することを計画。8500万円の費用は県の補助金に加え、岩田さんは住まいだったマンションを売り資金のめどをつけた。そして最も重要だったのは医療機関との連携。助産師は帝王切開などができないため万一に備え小田原市立病院と協力関係を結んだ。岩田さんは「なんでも悩みを話せて産後ケアや育児のアドバイスも受けられる萬相談所のような場所にしたい」という。
6月4日は虫歯予防デー。秋田市では歯科衛生士を目指す専門学校生たちが子供たちに歯の磨き方を楽しく学んでもらうための講座を開いた。講師を務めた専門学校生は「模型を使って実際に触らせてあげることで楽しく学んでもらうことを意識して頑張った」と話した。
JR松山駅周辺の再開発について松山市や地元住民などが検討する会議が開かれ、出席者からは「市は再開発の全体的なビジョンを早く示してほしい」といった意見が出された。松山市はJR松山駅の車両基地の跡地に5000席以上の客席があるアリーナなどの設備や、集約型の公共交通ターミナル「バスタ」の整備を計画しているが、このほかの具体的な計画は決まっておらず検討が進められている。会議では市の担当者が利便性に課題が出ていることや安全性を高める必要があるなどと報告。松山市では駅西口に設ける広場の工事を今年度中に発注することなどを予定している。
歯と口の健康習慣が毎年6月4日から始まり、砥部町の動物公園では子供たちがカバの歯を磨いて歯の大切さを学ぶ催しが開かれた。伊予歯科医師会・塩崎雄生会長は「歯の病気は予防が非常に大事」と話す。
2011年に京都・木津川で車にはねられて亡くなった4歳の男の子が育てていたヒマワリの種をまき、交通安全と命の大切さを伝えようという取り組みが鳥取市で行われた。県警察本部広報県民課・山脇仁志被害者支援官は「このひまわりを見てもらい男の子の気持ちを察していただいて被害者に対する思いやりや交通事故防止に気をつけてもらえれば」と述べた。
荷物の運搬など人に代わって様々な業務を行う産業用ロボットの展示会が鳥取・米子市で開かれている。会場では柔らかい素材を人の手のようにつかむことができるロボットなど実演。県産業技術センター・吉田裕亮システム制御グループ長は「あらゆる分野で人手不足が大きな問題になっているのでロボットを活用して問題ア解決できれば」と語った。