山形大学はウズベキスタンの経済発展をさらに支援しようと、JICA(国際協力機構)と協力して、学生や教職員を青年海外協力隊などとして海外に派遣することになった。あすJICAと覚書を結ぶ予定で、東北地方の大学としては初めてとなる。山形大学は1年で70万人を超える人口増加と、毎年5%余の経済成長を続ける一方、高い失業率などの課題も抱える中央アジアのウズベキスタンに対して、現地の起業家の経営指導などを行ってきた。派遣の対象は20歳~69歳までの山形大学が推薦する学生や教職員などで、JICAが年間8人を上限に青年海外協力隊などの隊員として採用するという。隊員は大学が現地で実施する起業家や経営者向けの育成プログラムのサポートなどにあたる。去年までに全国48の大学で同じ枠組みがある。