- 出演者
- 日村勇紀(バナナマン) 設楽統(バナナマン) 小室瑛莉子 平子祐希(アルコ&ピース) 八木莉可子
渋谷駅の地下には映画「8番出口」さながら辿り着けないA9~11番出口がある。A9~11番までの出口は存在せず、鉄道ジャーナリストの梅原さんは6年前に出口番号を割り当て直した頃からA8番とA12番の間に3つほど出口を作る予定があるのではとしている。ハチ公前広場は8番出口に固定された。A12番出口は施設直結のため早めに確定させる必要があり、今後3つの出口ができることを想定してA9~11番出口が現状欠番となっている。渋谷駅は9本の路線が乗り入れているため、地下街は迷路のように入り組んでいる。さらに大規模開発のため日に日に姿を変え、ダンジョンと称されることもある。
設楽は、ライブハウスが集中していたので渋谷には思い出がいっぱいあると話した。平子は、バイオハザードの映画だと渋谷の地下にアンブレラ社が入っている、それだけ渋谷の地下はワクワク感があると話した。
渋谷の地下1m~5mの間には、上下水道管などのライフラインが張り巡らされている。東京都は8年前に電柱を取り除く取り組みを開始し、電線は地下に移動した。その下には駅や地下鉄、地下街など様々な施設がある。地上から東急東横線のホームへ向かう地下ダンジョン内に謎が隠されている。
渋谷地下ダンジョンの謎を調査。地下4階のコンコースには天井が一部ガラス張りになっている場所があった。ガラスの中には地中梁があった。この地中梁はもともと最下層の地下3階の基礎部分だった。地下5階まで増築した際に図面には載っていなかったものが工事中にあらわれ、地中梁は構造上建物の強度を保つために重要なため残した。発見当初は多くの人に見てもらうためガラス張りにしたが、2022年にライトアップは終了した。
渋谷スクランブルスクエアには、本来大型ビルに存在するはずのものが見当たらなかった。
渋谷スクランブルスクエアには駐車場とその入口がない。ホームページにも駐車場はないと明記されている。最も近い駐車場で約170m先。
渋谷スクランブルスクエア地下3階はテナント搬入用の一時駐車スペースになっている。約190m離れた渋谷ストリームと地下でつながっている。車の出入りによる渋滞発生を避けるため、地下を工事して離れた出入り口を作った。
渋谷スクランブルスクエアの3階部分には銀座線が通っている。渋谷の最大高低差は20m。銀座線は表参道駅までは地下を通っているが、渋谷は谷になっているため地上に作った。浸水被害も起こりやすく2025年7月に高架下が冠水したが、翌朝には水が消えていた。渋谷には冠水被害をなくすための雨水を貯留する施設があり、4000トンの雨水を貯留することができる。
環状七号線の地下で総事業費1000億円以上のプロジェクトが進行中。
環状七号線の地下43mには4.5キロもの長さがあるトンネルが作られていた。この地域は昔から川の氾濫に悩まされてきた。東京都はトンネル状の調節池を建設した。川の水位が上昇した際に施設内に水を流し、川の氾濫を防ぐ。トンネルに一時的に貯水され、後日川の水位が下がったタイミングで放水される。
「ホンマでっか!?TV」「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「週刊ナイナイミュージック」の番組宣伝。
映画「爆弾」の告知。
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現在2つのトンネル状の調節池をつなげ地下ダンジョンを拡張する工事が進行中。今回その工事現場に潜入させてもらった。現場を行き来するため作業員は自転車で移動し、トロッコもある。シールドマシンで地下50m付近を掘っており、東京湾までつないで雨水を直接東京湾に流す計画が進行中。土地の所有者は地下40mまでは権利を有すると言われているため、公共機関が権利を有する道路や川の地下を開発することが多い。
渋谷の交差点がスクランブル化されたのは1973年。様々な商業施設が建設されて通行人が急増したため、スクランブル化した。かつては空中ケーブルカーも通っていた。童謡「春の小川」は渋谷川の支流の情景を歌ったものと言われている。渋谷川の源流は新宿御苑で、原宿、表参道、渋谷へと流れている。渋谷駅東口地下広場の天井部分にも通っている。約65年前に川の暗渠化が行われたが、地下広場を作る際に無理やり下を通そうとするとうまく流れなくなる恐れがあったため天井を流れるようにした。渋谷スクランブルスクエアの地下部分も通っている。暗渠化された地下部分は有毒ガスが溜まっているため立ち入り禁止。「MIYASHITA PARK」の入口になっている場所にはかつて渋谷川にかかる宮益橋があった。渋谷川以外にも暗渠となった川が流れており、代々木上原駅と幡ヶ谷駅の間に源流がある。
1950年代にあった渋谷のシンボルについて。三千里薬品、フルーツパーラー、ハチ公が挙がった。ハチが死んだのは除幕式の翌年だった。
代々木公園の地下には千代田線の車庫がある。営業時の走行ルートと車庫に入るための走行ルートの分岐があり、折り返して車庫に入っていく。最大で8本の車両を停めることができる。ピーク時以外の時に余剰車両を一時的に停めておくため設けている。開通当時公園を作る計画があったため地下に作ることになった。
