- 出演者
- 八尋隆蔵 田中寛人 瀬戸秀夫 若林則康 三條雅幸 北向敏幸 田中逸人 坂下恵理 岩崎果歩 塩崎実央 増村聡太 田村允 豊田晴萌 田口詩織
オープニングの挨拶。
全国の気象情報を伝えた。
三重県亀山市の新名神高速道路の下り線で、乗用車が逆走しほかの車に接触してよけようとした車の列に後続車が追突し、女性4人が軽いけがをした。警察は逆走によって周囲の車の通行を妨害し4人にけがをさせたとしてペルー国籍の無職の34歳の男を危険運転傷害の疑いで逮捕した。容疑者が「当日の朝早く名古屋の栄付近で酒を飲んだ」などと飲酒運転について認める趣旨の供述をしていることがわかった。警察は新たに飲酒運転と知りながら同乗したとして知人でペルー国籍の男を道路交通法違反の疑いで逮捕した。調べに対し「運転手が寄った状態の車に同乗していない」などと容疑を否認しているという。警察は飲酒運転が逆走に影響していたかどうか調べを進めている。
岐阜県北方町を中心とした地域に伝わる菓子「みょうがぼち」。「ぼち」とは団子や小麦粉を練ったものを意味する方言。そら豆のあんを小麦粉の生地で包みみょうがの葉を巻いて蒸していて、農家の人たちが農作業の合間に食べるおやつとして親しまれてきた。毎年5月下旬から作り始めていて、職人たちが水洗いしたみょうがの葉でぼちを包み蒸し器で蒸し上げると工房にはみょうがの葉のさわやかな香りが立ち込める。
沖縄戦最後の激戦地「糸満市」で戦没者を慰霊し、沖縄戦の体験者や若い語り部などと懇談した天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、那覇市にある対馬丸の犠牲者を慰霊碑を訪ねられた。対馬丸は終戦前年の昭和19年(1944年)8月に疎開する学童たちを乗せて沖縄から九州へ向かう途中でアメリカ軍に撃沈され、確認されただけでも780人余りの学童を含む1500人近くが犠牲になった。この場所には上皇ご夫妻も戦後70年の翌年に控えた平成26年に訪問されている。続いて近くにある対馬丸の悲劇を伝える対馬丸記念館を訪問された。館内には犠牲になった学童や引率の教師など400人余りの遺影のほか、筆箱などの遺品が展示されていて、ご一家はときより頷きながら館長の説明に耳を傾けられていた。対馬丸の生存者や遺族らと懇談し、天皇陛下は対馬丸の生存者で家族9人を亡くした男性に「本当にいろいろ大変でございましたですね」などと言葉をかけられていた。ご一家は本土復帰記念事業として開催された沖縄国際海洋博覧会の開幕から50年を記念した企画展を見たあと、6年前の火災で焼失した首里城の再建工事の現場を視察される。
高知県高知市の建設会社は排水機場の土台を建設しているいの町の工事現場で監督者から離れた場所の作業員に腕時計型の端末を配布している。端末では作業員の心拍や皮膚の温度などを計測し、異常を検知すると事務所にアラートを発信する仕組みになっている。現場に暑さ指数を示す掲示板の設置や、クーラーボックスで冷やした飲料水を備えたりしていて、暑さ指数が25以上の場合は1次官に1回休憩と水分補給を行っている。工事現場の近くにはトラックに乗せて運べるハウスを設置し、熱中症の疑いがある場合は冷房の効いたハウスの中に入ってもらうことにしている。福留開発・田村駿典課長代理は「今後loT機器を取り入れながらハード面とソフト面をブラッシュアップさせ熱中症に掛かる人減っていくような体制を取り入れていきたい」と話す。
体験授業は高知県芸西村の農家などで作る団体が毎年実施していて、芸西小学校の3年生およそ30人が参加した。児童たちが作ったのは地元で生産が盛んなナスやピーマンなどを食い荒らす「ハスモンヨトウ」というガを捉えるためのわな。材料は2リットルと500ミリリットルのペットボトルで、児童たちは工具を使って穴をあけたりハサミで切ったりして部品を作り、粘着テープでくっつけてわなを完成させていた。人工的に作られた「ハスモンヨトウ」のメスのフェロモンを入れオスを大量に引き寄せるもので、いったん中に入ると逃げ出せない仕組みになっている。児童たちはことし9月に農業用ハウスにわなをしかける。
富山県滑川市がホタルイカの生態などを紹介する「ほたるいかミュージアム」の新たな展示として 県内のデジタル技術の専門家に依頼して開発したもの。装置はタブレット端末などにAR(拡張現実)の空間を映し出し、ホタルイカの生態や定置網の情報を映像で再現される。ホタルイカの産卵シーンも再現されている。装置の試験運用はあさってからで7月25日からの本格運用までに最新技術による展示をさらに改善させたいとしている。
病院で生まれてすぐに別の赤ちゃんと取り違えられた東京都内在住で現在67歳の男性。QRコードからアクセスできる。子どもの頃から親戚に家族と似ていないと繰り返し言われ、違和感を抱えながら生活し家出をしたこともあった。40歳になる頃、母親の血液型がB型だと初めて知った。父親はO型、A型の男性は生まれるはずがないと血の繋がりについて疑問をもった。46歳のときにDNA鑑定を行い、両親のどちらとも血の繋がりがないことを知った。両親と話した結果、生まれた都立病院で取り違えられたとしか考えられないという結論に至り、東京都に問い合わせたが担当者から「でっちあげだ」と言われた。男性は2004年に東京都相手に裁判を起こし、2年後に東京高等裁判所は病院での取り違いを認めて東京都に賠償を命じた。男性は生みの親を探した。当時公開されていた住民基本台帳をもとに誕生日が近い80人ほどリストアップして2年間に渡り1件ずつ訪ね歩いたが手がかりは得られなかった。2021年、東京都に生みの親について調査を求める裁判を起こした。ことし4月に判決があり、東京地方裁判所は東京都に戸籍をもとにした調査をするよう命じた。男性が真実を知ってから20年以上がたっていた。東京都は控訴を断念し戸籍をもとにした調査を始めている。
宮城県仙台市青葉区の旅行会社「ハローワールド」がイベントを中止したのに利用者に参加費用を返金していないもので、宮城県によると少なくとも216件、数百万円分にのぼっている。宮城県は返金を求めたが確認できていない。宮城県は旅行業の登録取り消しの行政処分を行う方針で、県庁で行政処分に向けて会社側から弁明を聞く聴聞の機会を設けたが会社側は出席しなかった。宮城県観光戦略課・松本裕紀課長は「当事者が弁明をする非常な貴重な機会と考えている」と話し、旅行業の登録取り消しの行政処分の手続きを急ぐ考えを示した。
東日本大震災の津波で町の職員など43人が犠牲になった旧防災対策庁舎の周辺に整備された宮城県南三陸町震災復興祈念公園。草刈り作業には近くの住民など50人余りが参加した。南三陸町・佐藤仁町長は「熱中症などにならないように気をつけて草刈り活動をお願いしたい」と述べた。参加者たちは2つのグループに別れ、駐車場の植え込みの雑草をカマなどを使って丁寧に取り除いていた。周辺ののり面の草を草刈り機を使って刈り取っていた。草刈り作業は公園を地域住民で守り集える場にしていこうと町の社会福祉協議会が呼びかけて行っている。社会福祉協議会は今後も活動を続けることにしていて、次回の作業はことし10月に行うという。
福島県相馬市での通学路の点検には地元の学校の職員や福島県や相馬市、相馬警察署の担当者などおよそ10人が参加した。点検したのは小中学生の通学路となっている県道。車道の外側に雑草が茂っているため子どもたちが道路にはみ出しやすいことが指摘され、草刈りを行う改善策が出された。中学校近くの市道は坂道のうえカーブしていて見通しが良くないため、通学の自転車と車の衝突のリスクがあると指摘され、速度規制や車を減速させる段差を設ける対策のアイデアが出されていた。福島県警本部によると、県内では歩行中の交通事故で小学生10人がけがをし、このうち4人が通学途中だったという。相馬警察署・阿部憲聡交通課長は「警察の施策にも反映し子どもたちが安全に通学できる環境を整えていきたい」と話した。
クールビズの期間に行われるいわき市議会の6月定例会は毎年出席する全員がアロハシャツを身につける「アロハ議会」が行われている。議会が開会し、議場はカラフルなアロハシャツで彩られた。議会はいわき市からサッカーJ2「いわきFC」の新スタジアム調査事業や、防災庁誘致の事業などの費用などを盛り込んだ補正予算案などについて説明が行われた。いわき市はフラガールのショーなどハワイの文化が楽しめる「スパリゾートハワイアンズ」があり、「フラガールが生まれた街」や気候が温暖なため「東北のハワイ」とPRしていて、市役所では1年を通じてアロハシャツ姿での業務を認めている。いわき市議会・永山宏恵議長は「雰囲気が変わる。東北でフラ文化の定着はいわきだけだと思うのでPRは必要」と述べた。
ことし4月、京都大学で救命講習が行われ新入生が参加、胸骨圧迫やAEDの使い方を教わった。講習はことしで11年目。きっかけは、2013年にラクロス部部員が練習後に倒れ、居合わせた学生たちの救命措置によって命が救われたこと。京都大学大学院医学研究科・石見拓教授は「心停止は身近なところで起こりうるので命を救う行動につながってほしいのが一番」などと話した。救命措置の手順はまず反応を確認し、必要に応じて胸骨圧迫やAEDを行う。講習では実際に胸骨圧迫とAEDを体験する。参加した新入生は「いざというときにもちょっと踏み出しやすい」とコメント。路上で倒れていた男性を救命処置で救った経済学部3年の男子学生2人は、救命講習を思い出しながら行動したという。心臓が突然止まる人の数は年間9万人と推定される。心停止で何もしない場合の救命率は1分ごとに約10%ずつ低下する。救急車の到着にかかる時間は平均10分、何もせずに待っていては手遅れになる。119番通報し救急車を待った場合の救命率7.3%と比べ、胸骨圧迫を行った場合は約2倍、さらにAEDにより7倍以上に救命率が高まる。消防署や日本赤十字社に問い合わせて受講可能。
櫛引八幡宮が所蔵する「赤糸威鎧」が奈良市・春日大社で行われる「究極の国宝大鎧展」で展示されることになり、輸送に向けた準備が行われた。赤糸威鎧は鎌倉時代に制作された最も格式高いとされる大鎧で、1953年に国宝に指定された。展覧会では国宝に指定されているかっちゅうの半数が全国から集められ展示されほか、春日大社所蔵の「赤糸威大鎧」が初めて一緒に展示される。櫛引八幡宮・杉山権禰宜は「双方のよろいが東西の横綱としての言われもある」とコメントした。
松山市のデパート・いよてつ高島屋では、きょうからお中元専用売り場が設けられ約2200点の商品が販売されている。高級柑橘「紅まどんな」を使ったお菓子もあり、アイスクリームやジュースも人気。売り上げは去年を上回る約7億2000万円を見込む。いよてつ高島屋・小笠原課長は「いま一度地元愛媛の良さを感じてもらえたら」と話した。松山三越では今月13日から専用売り場が設けられる予定。
来春卒業の大学生などを対象にした企業の採用面接が今月から解禁された。愛媛大学ではきょう合同の企業説明会が開かれている。県内中心に機械・食品メーカーなど110社余が参加。人材不足を背景に、ことしも学生優位の売り手市場が続く。採用活動の早期化が進みすでに企業から内定を取得している学生も少なくない。年々、県外企業への就職が増えている。愛媛労働局によると、今春卒業した大学生の県外企業の割合は過去最多の57.5%。
大阪・関西万博「ウォータープラザ」の海水からレジオネラ属菌が検出された問題で、博覧会協会は検出された菌の数が国の指針値の20倍だったことが明らかにした。ウォータープラザでは毎日水上ショーが開催されるが、博覧会協会はきのう水上ショー上演を中止にした。保健所の簡易検査でレジオネラ属菌の存在を先月29日に伝えられたため、自主的な検査をしたところ指針値を超え2回目の検査を行った。保健所から止められなかったため、水上ショーを直ちに中止にしなかったという。
奈良市の世界遺産・唐招提寺で鑑真をしのぶ法要が営まれ、国宝「鑑真和上坐像」が特別に公開されている。寺を開いた鑑真の命日にあたる6月6日と前日の5日に毎年「開山忌」が営まれる。堂内は日本画家・東山魁夷のふすま絵に囲まれている。鑑真和上坐像はあさってまで公開。
きょう海上保安庁の潜水士と機動救難士合わせて10人が海難事故現場を想定した訓練に臨んだ。