福島市の浄土平湿原では、群生するワタスゲが一斉に白い綿毛を付け、訪れた人たちに初夏の訪れを告げている。ワタスゲは標高の高い湿原に群生するカヤツリグサ科の多年草で、花が咲き終えた後に直径3cmほどの綿毛を付ける。環境省が設置する浄土平ビジターセンターによると、今年は大雪の影響で花の開花や綿毛に変わるのが去年よりも遅れ、湿原を白く染める姿は今週に入りようやく見頃を迎えたという。浄土平湿原のワタスゲは今週いっぱいまで楽しめる。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.