宮城県沖地震から47年となる今日、仙台市で防災訓練が行われた。防災訓練はマグニチュード7.5の直下型地震が発生し、最大震度6強を観測した想定。警察や消防・自衛隊など約260人が参加した。1978年6月12日に起きた宮城県沖地震ではブロック塀の倒壊などによって宮城県で27人、福島県で1人の合わせて28人が死亡した。宮城県はこの日を「みやぎ県民防災の日」と定めている。倒壊した建物に人が取り残されたという想定の訓練では、消防と自衛隊が障害物を取り除いたり、逃げ遅れた人を救助したりする手順を確認していた。また、多くの負傷者が出たという想定でケガの程度に応じて治療の順位をつけるトリアージの訓練では、医師や赤や黄色の札を取り付けるなどしていた。