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日本アカデミー賞で新人俳優賞に輝いた高橋文哉に8ヶ月にわたって密着した。24年上半期ブレイク俳優ランキングで1位に選ばれ、4作品の映画に出演している。「あの人が消えた」の撮影現場では得意の料理をスタッフに振る舞っていた。
9月20日に公開される映画「あの人が消えた」で、主演の高橋文哉はさえない配達員を演じている。撮影現場で高橋は若手スタッフとコミュニケーションを図り、出番が終わると得意の料理をスタッフに振る舞っていた。高橋は19年に放送された「仮面ライダーゼロワン」で初めての演技を経験し、不甲斐なさを感じるなか、「今から学ぶしかないので、倍どころか何倍も努力して向き合わなきゃいけない意識はありました」と語った。2作目、田中圭が主演するドラマに出演し、現場での立ち振る舞い方など田中の姿は参考になったという。「あの人が消えた」では田中と再び共演を果たしていて、高橋は成長した姿を見せねばと決意していた。
田中圭は高橋文哉について、「3年前とかは結構、必死で食らいついてくる感じ」、「お芝居に対する向き合い方、接し方がすごい貪欲に楽しみ始めたし、パワーアップを感じました」、水野監督は「見てる人を掴む何かを持っている」などと語った。一方、高橋は映画の撮影を振り返り、「やり残した感、悔しさもありつつ」と吐露した。
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高橋文哉はドラマ「最愛」で吉高由里子の弟を演じ、話題を集めた。作品にこめる情熱は変わらないのに、人々から評価される熱量の違いを感じ、「ある意味、残酷だなと思いました」と回想。高橋は「自分を信じるしかない」、「人と比べていいことがないって気づきました」と語った。
映画「あの人が消えた」は9月20日ロードショー。
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密着スタッフから「今なりたいオトナは?」と尋ねられると、高橋は「困っている人のために身を削れる人ですかね」と答えた。10年後に再び密着して貰ったら、より素顔を見せるかもしれないという。