- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 駒村多恵 小野文明 優香 こがけん
2022年の自転車の交通事故は6万9985件と2年連続で増加。さらに、自転車事故で亡くなった人の大半が頭部に致命傷を負っていたことなどから、4月1日から自転車ヘルメットの着用が努力義務化された。それから3か月、番組アンケートを取ったところ、7割近くの人はまだかぶっていないという回答だった。現在、ヘルメットが品薄で手に入りにくくなっている。特にカジュアルでオシャレなタイプは入荷した途端、すぐに売れてしまうという。自転車ヘルメットを製造販売する東大阪市の会社では、スポーツタイプの2万円を超える商品が在庫として残っていて、1万円を切る商品は残っていない状態だった。防災用ヘルメットで代用するなど工夫しているという声も上がった。自転車用ヘルメットは風が入って頭を冷やしながら涼しく走れて、主流は200グラム~400グラム程度に重さも抑えられている。ヘルメットへの衝撃テストを見てみると、内側の発泡スチロールが衝撃を吸収して割れることで頭への衝撃を和らげている。ヘルメットを着用することで、大けがの確率が99%から2%まで下がるという。
大吉は、自転車にヘルメットというのは自転車通学の学生さんのイメージで正直面倒くさい気持ちだったけど、見方が変わったと話した。4月に比べ、最近はちょっとずつ自転車用ヘルメットも出回るようになってきた。スタジオには様々な自転車用ヘルメットを用意した。ヘルメット選びの目安は、国内メーカーではSGマーク・JCFマークがあるもの、海外メーカーではCE EN1078やCPSCマークのあるもの。かぶったときのフィット感も重要。日本人に多い形状は、丸い側頭部が張り出している。欧米人に多い形状は縦長で細い。海外のものでも「JAPAN FIT」の表記がされた商品もある。
今日の舞台は信州・長野。
長野・松本市の老舗パン屋を訪れ、牛乳パンを紹介した。牛乳が練り込まれたパンにたっぷりのバタークリームが入っている。牛乳パンは県内のほぼ全てのパン店で製造されている長野県民のソウルフード。東京・銀座にある長野県のアンテナショップでも牛乳パンは1番人気。牛乳パンが生まれたのは戦後の食糧不足の時代。当時からこどもの人気だった。取材した店舗でも牛乳パンは進化し、サービス精神旺盛な職人がサイズを大きくしていき、包装の限界まで大きくなった。
スタジオに牛乳パンを用意し、出演者らが試食した。最近では牛乳パンの購入者も関東からの修学旅行生など広がり、県外に広がっている。また、昔ながらのものもありながら、ホイップクリーム・オレンジピールを使ったケーキ屋さんのものも登場している。
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- 牛乳パン
牛乳パンの人気の理由の1つが、レトロなパッケージ。違う店舗で作っても同じ少年の絵が描かれている。パン屋店主の大橋茂さん70歳がモデルで、大橋さんの母が60年前にデザインしたものだった。大橋さんは3年前からパッケージのイラストを利用したグッズを販売し、パンの販売促進を狙ったが、むしろグッズが評判になった。
牛乳パンのパッケージがどのお店のものも似ているのは、印刷屋さんがこのパッケージにしたら売れると口コミで広めたことが理由になっている。番組には牛乳パンについてメッセージが多く寄せられている。
長野・飯田市を訪れ、焼肉を取材した。日本一の焼肉のまちで、人口1万人あたりの焼肉店が約5.3軒と全国で最も多い。まちを歩けば、焼肉の自販機も見かける。飯田では、いろんな肉や部位を楽しむ。まちの焼肉の歴史を研究している飯田焼肉研究所によれば、昭和の時代に養蚕業の代わりに地域をあげて羊や牛の飼育に取り組み、独特の焼肉文化になっていった。豚のカシラや黒モツなど他の焼肉店では食べられない部位も食べることができる。
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- 信州飯田焼肉研究所
飯田で焼肉を食べたこがけんさんは、1番感動したのはマトンだと話した。ほとんどの焼肉店では生ラムが置かれている。
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- 飯田市(長野)
飯田ではバーベキューで出前焼肉する文化がある。5つの精肉店が焼肉に必要な一式を配達してくれるという。プロパンガス、コンロ、鉄板などのセッティングまでしてくれて、肉・野菜・焼きそばなどがある。夏休み、花見に大人気。普通の鉄板より3倍厚い鉄板を使用している。
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- 飯田市(長野)
出前焼肉をする精肉店では、1日で100キロ近くの肉を使うこともある。飯田の人は、自分たちがたくさん焼肉を食べている自覚がないとこがけんさんは話した。
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- 飯田市(長野)
長野県の木曽地域は江戸時代の古い町並みが残されているとあって、外国人からも人気が高い。木曽漆器など有名だが、最近はガラスに漆を塗った漆器が外国人に大人気となっている。外側にのみ漆を塗っていて、金属のフォークやスプーンが使える。去年からは新たに漆を使った工芸品を若い女性にも気軽に楽しんでもらいたいとしてアクセサリーも作っている。
スタジオに木曽漆器のガラスピアスを用意。優香さんは「涼しげできれい」などと話した。木曽漆器のガラス製品は、アクセサリーのほかに豆皿やグラスなども登場している。とりっぷはピアスが気に入っていると話した。木曽漆器の出荷額は最盛期の3分の1ほどになってしまったため、新たなチャレンジとしてガラス製品に力を入れている。
林外相は訪問先のイギリスでウクライナのシュミハリ首相と会談し、今年の年末か来年開くウクライナの経済復興を推進する会議に、シュミハリ首相が出席することになった。
今日未明、茨城・東海村にある原子力施設J-PARCで、放射線管理区域にある電源装置から出火し、まもなく消し止められた。けが人はなく、放射性物質が漏れるなどの影響はない。
気象情報を伝えた。
長野・飯綱町を紹介。県内屈指のりんごの町で、街中にりんごをモチーフにしたデザインが溢れている。最近、りんごレザーが誕生した。開発した伊藤優里さんは、1日1トンにも及ぶりんごの搾りかすを利用できないかと考えて提案した。搾りかすを細かくしてポリウレタンなどと混ぜることでレザーができる。地元の職人の協力もあり完成した。
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- 飯綱町(長野)
スタジオにりんごレザーのバッグを用意した。一般的な人工的な革を作る樹皮の代わりにりんごの搾りかすを使うため、人口樹皮の半分の軽さになる。水に強い特徴もある。伊藤優里さんは、台風や水害で廃業するりんご農家もいるほどで、新しい名物を作って開発していくことで勇気づけたい思いもあるという。
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- 伊藤優里
日本で生まれる子供の25人に1人は親が外国人。慣れない異国での出産・子育てに戸惑うママたちも増えている。ミャンマーから来たという女性は、手続きに戸惑ったとカメラに語った。そこで、外国人ママの座談会を番組で開いた。妊娠中のカルチャーショックについて、赤ちゃんが大きくなりすぎているから体重を増やすなと言われて驚いたと話した。日本語が話せるとおなかが張るなどの言葉も理解が難しかったという。産婦人科の待合も静かで、自国では交流の場だった。日本ではほとんどの人が自然分娩だったことも驚きポイントだった。出産時の妊婦への接し方でも、「痛い」と叫ぶことが医師に止められた。まわりの人にどうしてほしいか質問したところ、勇気を持って声をかけてほしいと話した。